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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、SOSEI、Vテクなど


Vテク<7717>:11700円(前日比+380円)
反発。前日はウシオ電機との特許権侵害問題に対する警戒感、急ピッチでの株価上昇の反動から、一時きつい下げとなっていた。ただ、野村では、今回の仮処分の対象となった製品は、17.3期の売上、受注計画には含まれていないもようであり、直接的な業績への影響は現段階では皆無としている。過度な警戒感の後退から、あらためて有機EL分野への展開力などに期待が向かう格好に。

ソニー<6758>:3060円(前日比+98円)
大幅続伸。前日にIR Dayが開催されている。18.3期営業利益5000億円、ROE10%の目標などは維持と想定通りの内容であったものの、中期計画の基本方針が着実に実行されている点が確認できた、継続的な業績拡大の見通しを示し株式市場が受け入れる可能性があると感じるなど、比較的評価の声が高いもよう。シティグループ証券やメリルリンチ日本証券では目標株価を引き上げている。

コメダHD<3543>:1982円(前日比+103円)
買い優勢。前日に東証1部に新規上場、初値は公開価格を4.7%下回る1867円となった。高い知名度を背景に市場の注目を集めたが、公開規模が601億円と大きく需給不安が意識される格好に。初値を0.6%上回る1879円で初日の取引を終了していた。本日は、2020年度に1000店体制を目指すといった報道なども伝わり、見直しの動きにつながっている。また、総還元利回りの高さなども下支え要因に。

東京電力<9501>:425円(前日比+6円)
買い先行。シティグループ証券では投資評価「1H」でカバレッジを再開、目標株価は620円としているもよう。値上げ・コスト削減による黒字確保、交付金を活用した賠償スキームで先行き不安は概ね解消、短中期では、社債発行、自由化影響が限定的に留まること、国の議決権比率引き下げ、長期では、原発再開、復配、優先株の買入消却などが正常化の進展として評価されていくと考ええているようだ。

三菱重工業<7011>:413.8円(前日比+20.5円)
買い優勢。「MRJ」の量産工場が7月上旬に稼働、2017年から月1機のペースで生産すると報じられている。当初計画よりも開発が大幅に遅れていたが、ようやく事業の軌道化が視野に入ってきたことで、あらためて成長事業の先行きに対する期待感が高まる方向へ。また、大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げで600円目標としている。悪材料出尽くしを織り込む時期が到来と指摘のようだ。

ALBERT<3906>:1500円(前日比+300円)
ストップ高。同社独自のプライベートDMP「smarticA!DMP(スマーティカディーエムピー)」と、DAC<4281>が提供するメッセージングサービス管理ソリューション「DialogOne」のシステム連係を開始したと発表している。「LINEビジネスコネクト」を活用している企業が保有する顧客統合データベースの最適なセグメンテーションが可能となり、各ユーザーに向けたメッセージのパーソナライズが実現するという。

SOSEI<4565>:19200円(前日比+1880円)
急伸。子会社のHeptares Therapeuticsと、スイス最大の自然科学・工学研究センターであるthe Paul Scherrer Institute(PSI)から新たにスピンオフしたleadXpro AGが、新薬のリード化合物の研究のため、Gタンパク質共役受容体(GPCR)の高解像度X線構造決定を目的とし、新たな手法を用いるコラボレーションを開始すると発表している。ドラッグディスカバリーにとって新たな可能性を提供することが期待されるという。

ドーン<2303>:3205円(買い気配)
ストップ高買い気配。16年5月期業績の上方修正を発表している。営業利益見通しは従来の0.68億円から1.08億円(前期は0.13億円)へと引き上げた。新規案件の受注が順調に進み、売上高は前回予想をやや上回る見通しとなった。また、受託開発のプロジェクト管理を徹底し内製化に努めたことで外注費の発生が抑えられたほか、受託開発に付随して発生する地図等の仕入額が想定を下回り、利益率が向上した。

《KS》

 提供:フィスコ

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