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4245 ダイキアクシス

東証S
733円
前日比
+7
+0.96%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.4 1.03 3.27 41.38
時価総額 100億円
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決算発表予定日

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ダイキアクシス Research Memo(6):海外売上高の倍増目標は1年前倒しで達成へ


■中長期の成長戦略

1. 中期経営計画「V-PLAN60」
ダイキアクシス<4245>は2016年12月期から2018年12月期までの3ヶ年中期経営計画「V-PLAN60」を策定した。会社設立から10年を機に経営理念を一新し、コーポレートスローガンを「PROTECT×CHANGE」(プロテクト・バイ・チェンジ)とした。新しい経営理念を「ダイキアクシスグループは、「環境を守る。未来を変える。」を使命とし、環境創造開発型企業として発展を続けることで、社員の生活向上及び社会の発展に貢献する。」と制定した。コーポレートスローガンは今後の海外事業の拡大を鑑み、国内はもとより世界により分かりやすい表現に改められた。

新中期経営計画の最終年度となる2018年12月期の連結売上高は35,600百万円(2015年12月期比10.0%増)、連結営業利益は1,350百万円(同42.6%増)、ROEは13%以上を目標とする。株主還元策では、配当性向を30%以上に引き上げる。

3ヶ年における事業別増収率は、環境機器関連事業が18%、住宅機器関連事業が0%、その他の事業が57%を計画している。国内市場では、少子高齢化による市場規模の縮小傾向が続くことを前提に、変化する市場環境と顧客ニーズに対応することで新たな価値を顧客に開発・提供する。

成長戦略は、水に関わるインフラの膨大な需要が見込まれる海外事業を急拡大すること、国内ではメンテナンス事業や上水事業などストック型ビジネスの積み上げを図ることである。海外事業は、売上高を2015年12月期の602百万円から1,224百万円に倍増して、海外売上高比率を2015年12月期の1.9%から3.4%へ引き上げることを計画していた。2017年12月期の海外売上高は、前期比2.2倍の1,711百万円が予想され、計画を1年前倒しで達成することになる。また、再生可能エネルギーを利用する、地球環境への負荷が小さく、高い発電効率の小形風力発電機の本格的な事業化への進展などで、新規事業の収益性改善を見込む。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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