貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4185 JSR

東証P
4,336円
前日比
0
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
105 2.45 986
時価総額 9,036億円
比較される銘柄
三菱ケミG, 
旭化成, 
三井化学
決算発表予定日

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<動意株・27日>(大引け)=パイプドHD、クミアイ化、FRONTEOなど

 パイプドHD<3919>=3日ぶりに反発。同社は26日、子会社のVOTE FORとNEC<6701>、ユニバーサルコムピューターシステム(UCS、東京都中央区)が共同で、スマートフォンから投票可能な顔認証とブロックチェーン技術を用いたインターネット投票システムを提供すると発表している。このシステムは、茨城県つくば市が8月に開催する令和元年度つくば Society 5.0 社会実装トライアル支援事業」の最終審査で使用される予定。VOTE FORが企画、仕様設計、要件定義、進行管理など、投票全般におけるプランニングを務め、NECが顔認証基盤を提供し、UCSがブロックチェーン技術基盤の提供とインターネット投票システムの開発を担当する。

 クミアイ化学工業<4996>=大幅高。5月8日以来となる800円台乗せを目前に捉えている。全農系の農薬専業メーカーで足もとの業績は好調、海外向けで収益主力を担う大型畑作用除草剤「アクシーブ」は北米を中心に売り上げを伸ばし、今後もシェア拡大が続くとの見方が強い。19年10月期営業利益61億円(前期比9.3%増)予想は2ケタ以上の伸びに上方修正される可能性が市場では意識されている。テクニカル的には一目均衡表の雲を抜けつつあり、フシ目の800円を突破すれば前方に青空が広がる。

 FRONTEO<2158>=一時20%近く上昇。同社はきょう、子会社のFRONTEOヘルスケアが独自開発した人工知能エンジン「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を用いた「創薬研究支援AIシステム」の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。「創薬研究支援AIシステム」は、新規医薬品探索技術をベースに文献や遺伝子発現などの情報を含むデータベースをあらかじめパッケージ化し、クラウドサービスとして提供することで、より手軽に製薬企業の創薬研究における候補化合物発見のスピードアップを支援するもの。FRONTEOヘルスケアでは今後、更に「コンセプトエンコーダー」を軸とした情報解析ソリューションの提供を広げるとしている。

 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>=急反騰。26日の取引終了後、パーソナライズド動画の特許技術を持つクリエ・ジャパン(東京都渋谷区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の子会社化は、アジャイルMのマーケティング支援サービスにクリエの動画ソリューションを有機的につなげることで生まれるシナジーにより業容拡大を図るのが狙い。クリエのパーソナライズド動画ソリューション「PRISM」はユーザーの特性に合わせてワン・トゥ・ワンマーケティングが実現できることから、顧客やファンの個別ニーズに合わせた動画を自動で生成・配信することで、動画マーケティングを活用したファン育成を望む企業への支援体制を強化するとしている。なお、取得価額は非開示で、株式取得による業績への影響は現在精査中としている。

 JSR<4185>=続伸。同社は26日、3Dプリンター事業を手掛ける米カーボンに対して優先株の増資を引き受け、1500万ドル(約16億円)を追加出資したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社はこれまで、カーボン社の革新的な技術とビジネスモデルに着目して計3000万ドルを出資し、日本及びアジアでの事業化を進めてきた経緯がある。同社は今回の追加出資により、カーボン社とのパートナーシップを強化するとともに、日本での事業展開を更に加速するとしている。

 オイシックス・ラ・大地<3182>=反発。同社は26日取引終了後、ヤマトホールディングス<9064>と資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなった。ヤマトHDと農林漁業成長産業化支援機構を引受先とする58万6000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は1365円で、調達する約8億円は食品流通全体サプライチェーンのネットワーク構築への設備投資に充てる方針。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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