貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4183 三井化学

東証P
4,400円
前日比
+42
+0.96%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.7 1.01 3.18 3.08
時価総額 8,837億円
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決算発表予定日

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三井化学---総合化学大手、自動車向けの高機能樹脂拡販で業績好調を牽引


三井化学<4183>は総合化学大手で、高機能樹脂や電子情報材料、石油化学製品などを手掛けている。16年6月末時点の海外売上高比率は43%。モビリティ製品では、バンパーや内装表皮、ドアシール材、燃料タンク向け部材で高シェアを誇る。基盤素材事業ではナフサクラッカーを始めとする設備稼働が高水準。大型市況製品の構造改革も計画通り進捗している。

足元の業績では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の売上高が前年同期比22.5%減の2936.92億円、営業利益が同12.3%増の255.19億円、経常利益が同0.2%増の233.04億円、四半期純利益が同3.6%減の162.04億円だった。営業利益については、原料価格の下落による交易条件の改善に加え、事業構造改善効果の発現に伴う固定費の減少などが寄与した。

17年3月期通期については、売上高が前期比9.6%減の1兆2150.00億円、営業利益が同12.8%増の800.00億円、経常利益が同12.4%増の710.00億円、当期純利益が同91.6%増の440.00億円としている。従来予想から売上高は円高の影響により下方修正、各利益は上方修正している。モビリティ、ヘルスケア及びフード&パッケージングの各セグメントの販売が堅調に推移していること、各プラントが高水準で稼働していることなどが寄与へ。従来の通期計画は、売上高が1兆2500.00億円、営業利益が700.00億円、経常利益が620.00億円、当期純利益が360.00億円だった。

《TN》

 提供:フィスコ

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