菱ガス化が続伸、国内有力証券が目標株価を820円から2100円へ引き上げ
三菱ガス化学<4182>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付で投資判断を「アンダーウエート」から「ニュートラル」とし、目標株価を820円から2100円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では従来、中国MTO(Methanol To Olefin)などへのメタノール需要変動が及ぼす影響を過小評価し、メタノール市況を概ね260ドル/トン近辺での推移を想定していたが、需要の変動幅が想定よりも大きかったため、市況への影響度が想定以上に大きくなったと指摘。改めて需給分析を行った結果、当面340ドル/トン前後で推移する可能性が高いとの見方に変更した。また、機能化学品や芳香族化学品では、原料価格の下落に対し製品価格が従来想定ほど下落しなかったため、今後もスプレッドの縮小リスクは限定的と判断。これに伴い、17年3月期の営業利益予想を210億円から401億円へ、18年3月期を同224億円から413億円へそれぞれ上方修正している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同証券では従来、中国MTO(Methanol To Olefin)などへのメタノール需要変動が及ぼす影響を過小評価し、メタノール市況を概ね260ドル/トン近辺での推移を想定していたが、需要の変動幅が想定よりも大きかったため、市況への影響度が想定以上に大きくなったと指摘。改めて需給分析を行った結果、当面340ドル/トン前後で推移する可能性が高いとの見方に変更した。また、機能化学品や芳香族化学品では、原料価格の下落に対し製品価格が従来想定ほど下落しなかったため、今後もスプレッドの縮小リスクは限定的と判断。これに伴い、17年3月期の営業利益予想を210億円から401億円へ、18年3月期を同224億円から413億円へそれぞれ上方修正している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)