信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4098 チタン工業

東証S
1,045円
前日比
-6
-0.57%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.50 0.96
時価総額 31.6億円
比較される銘柄
堺化学, 
石原産, 
テイカ
決算発表予定日

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<動意株・16日>(大引け)=メディア工房、モルフォ、チタン工業など

 メディア工房<3815>=ストップ高。午後2時ごろ、最新のMR(ミックスト・リアリティー=複合現実)向けキャプチャー技術を活用し、独自開発したリアルタイム実写立体動画撮影システム「SUPERTRACK」を開発したと発表しており、これを好感した買いが入った。同社では今後、エンターテインメントだけではなく、教育やその他実用目的に「SUPERTRACK」を活用したコンテンツを発表する予定。第1弾として、世界40カ国以上に招かれ、世界大会で審査員をするほどの大人気コスプレイヤー「麗華」をはじめ、国内外の人気コスプレイヤーを自由視点で観察することができる「ホログラ(HOLOGRA)」を8月に、「Stream」からリリースする予定としている。

 モルフォ<3653>=後場一段高。同社はきょう、東京電力ホールディングス<9501>と共同で、7月24~26日にかけて東京ビッグサイトで開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYO 2019の「インフラ検査・維持管理展」に、ダム放流時の安全確保を目的とした人工知能(AI)によるリアルタイムな人影検出技術を出展すると発表。これが株価を刺激しているようだ。モルフォはこのほど、東京電力の水力発電所関連施設での実証実験で、特殊なカメラを使わず既存の監視カメラにより、雪や雨、夜間でも人影を検知する技術を実現。「インフラ検査・維持管理展」では、監視カメラ映像内の人物の位置をリアルタイムかつ正確に検知している様子をパネルや動画で紹介する。

 チタン工業<4098>=4日ぶり反発。12日の取引終了後、分社化した新会社に東芝<6502>が49%を出資すると発表。合弁事業化による事業の強化を期待した買いが入っているようだ。新会社TBMは、合弁事業開始後、チタン酸リチウムの新製品の開発や原材料の安価な調達、オペレーションの生産性の改善及び生産力増強に向けた設備投資等を共同で進める方針という。なお、同件がチタン工の業績へ与える影響は未定としている。

 そーせいグループ<4565>=一時ストップ高。午前10時ごろ、ロシュ・グループの米ジェネンテック社(カリフォルニア州)と、複数ターゲットを対象にした共同研究及びライセンスに関する提携契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の提携は、ジェネンテック社が選定したGタンパク質共役受容体(GPCR)ターゲットに作用する新規医薬品の開発を目指すというもの。提携により、そーせいは契約一時金と初期マイルストン合計で2600万ドル(約28億2200万円)を受け取るほか、あらかじめ定められた開発および販売の目標の達成に応じて、総額10億ドル(約1085億円)を超えるマイルストンや、本提携から生み出された製品が上市されれば販売高に応じたロイヤルティーを受け取る権利を有することになるとしている。

 レナウン<3606>=急伸。アパレルの名門企業だが業績は低迷、中国企業傘下で経営の立て直しを進めている。ただ、足もとは返品率の低下で収益が急改善傾向にある。同社が12日取引終了後に発表した19年3~5月期決算は営業損益が8億2700万円の黒字と前年同期の3400万円の赤字から脱却した。通期計画は1億円の黒字でこれを大幅に超過した。株価は100円近辺と低位に位置していたこともあり、これを材料視する短期資金を呼び込んでいる。

 レイ<4317>=ストップ高カイ気配。同社はCMやイベント用を主力にデジタル映像制作を手掛けるが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。12日取引終了後に発表した19年3~5月期決算は、広告ソリューション事業において営業力強化が功を奏し全体収益を押し上げており、営業利益は前年同期比4.6倍の2億6200万円と、今上期計画の1億6000万円を大きく超過した。これを材料視した買いが集中する格好となった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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