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4064 日本カーバイド工業

東証P
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日本カーバイド工業---16年3月期第1四半期営業利益76.1%増、純損益は黒字に転換


日本カーバイド工業<4064>は、機能製品事業、電子・光学製品事業、建材関連事業、エンジニアリング事業を主要事業としている。

化学品では、ジシアンジアミドやシアナミド系誘導製品、医薬、農薬ほか各種中間原料など、コモディティケミカルズからスペシャリティケミカルズまで幅広く手掛けている。
成形材料では、病院、学校、会社などの食器用途のメラミン樹脂のほか、半導体用金型クリーニング材など。機能樹脂では、一般ラベル用から医療、光学・電子材料向け、紙・フィルム・金属のコーティング剤や塗料などに用いられる粘接着剤。フィルム製品では、看板などに使われる装飾用カラーフィルム、フッ素系フィルム、ラベル材料のレーザーマーキングラベル。また、オートバイの製造時に車体表面に施されるシート状のグラフィック印刷製品を提供している。電子・光学製品では、道路標識や車両後部反射器向け再帰反射シート。エレクトロニクス分野でアルミナセラミック基板・厚膜印刷基板、プリント配線板などを手掛ける。

足元の業績では、2016年3月期第1四半期(15年4-6月)決算は、売上高が前年同期比0.8%増の134.25億円、営業利益が同76.1%増の4.83億円、経常利益が同133.8%増の7.06億円、四半期純利益は5.33億円(前年同期は1.19億円の赤字)と最終黒字に転換している。

ファインケミカル製品、メラミン樹脂、接着製品、マーキングフィルム、ステッカー、包装用フィルムなどを手掛けている機能製品の売上高は前年同期比3.0%増の60.93億円、セグメント利益は同48.2%増の6.12億円。

再帰反射シート、セラミック基板、厚膜印刷製品、プリント配線板などを手掛ける電子・光学製品の売上高は同5.3%減の32.07億円、セグメント損失は1.53億円(同2.37億円の損失)と、損失額が縮小している。

住宅用アルミ建材などの建材関連の売上高は同8.3%減の27.50億円、セグメント利益は同67.2%減の0.66億円。産業プラントの設計・施工を手掛けるエンジニアリングの売上高が同10.3%減の23.30億円、セグメント利益が同64.3%増の0.69億円だった。

16年3月期通期については、売上高が前期比1.6%増の580.00億円、営業利益が同41.4%増の32.00億円、経常利益が同22.4%増の30.00億円、純利益は15.00億円(前期は10.17億円の赤字)と黒字転換を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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