貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4062 イビデン

東証P
6,009円
前日比
-130
-2.12%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
29.5 1.82 0.67 21.45
時価総額 8,464億円
比較される銘柄
新光電工, 
ガイシ, 
京セラ
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

大野芳政:アナリストが教える「株価レーティングで1億円儲ける!」秘密の運用術【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2019年10月12日15時に執筆


株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。


個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。


レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。


はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。


「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。


そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。

☆今週の2銘柄はこちら!!

■メック<4971>


東海東京調査センターが10月9日に投資判断を「Neutral(中立)→Outperform(強気)」に引き上げ、目標株価1,900円を据え置いたことが伝わっています。


レポートの内容は、今期の業績は前年割れが継続するなど厳しいものの、来期は急回復するというもの。「主要顧客のイビデン<4062>と新光電気工業<6967>が生産体制強化のため、設備投資を増額修正したことで、主力の表面処理剤CZシリーズの需要は来期(20.12期)から拡大局面に入る見込み」という。根拠が明確であり、しかも来期から2ケタ増益が続くと予想していることも、買い意欲を掻き立てる内容となっています。


チャートは8月からのリバウンドで高値圏にありますが、仮に上記のシナリオが具現化してくれば、株価2,000円台回復があっても不思議ではないと見ています。

■LIFULL<2120>


東海東京調査センターが10月7日に投資判断を新規に「Outperform(強気)」、目標株価960円としたことが伝わっています。


レポートの内容は、「『LIFULL HOME’S』の積極的なプロモーションや、スペインのアグリゲーションサイト運営会社Mitulaの子会社化などの各種施策が実を結ぶことで20.9期以降の業績が大きく拡大する」というもの。20.9期の営業利益は前期比+44.8%の64億円を予想するなど増益モメンタムの大きさだけでなく、目標株価との乖離率が40%程度と大きいことにも注目されます。


こうしたインパクトの強い内容のレポートは短期間で値動きが大きくなることがあるようですので、先週末のように株価が大きく売られる場面は絶好の押し目買いポイントになるのではと思います。

----

執筆者名:大野芳政
ブログ名:アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均