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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4047 関東電化工業

東証P
979円
前日比
-20
-2.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.83 1.43 12.20
時価総額 563億円
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決算発表予定日

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<動意株・13日>(大引け)=トレファク、ショーケースTV、関電化など

 トレジャー・ファクトリー<3093>=後場ストップ高。正午ごろに発表した第3四半期累計(15年3~11月)単独決算が、売上高89億9400万円(前年同期比15.2%増)、営業利益8億4200万円(同8.8%増)、純利益5億1000万円(同15.6%増)となり、0.4%増益にとどまった上期から増益率が伸びていることが好感されている電化製品や衣料、服飾雑貨など主要事業がバランスよく伸長し、既存店売上高が前年同期比6.0%増となったことに加えて、広告宣伝費の抑制などで販管費率が改善したことが寄与した。

 ショーケース・ティービー<3909>=後場ストップ高。同社はきょう、フィンテックやIoTなど先端応用技術の研究・開発を行う専門組織「ショーケースラボ」および、Webにおけるユーザー行動データなどを応用した総合マーケティング支援を行う専門部署「データマーケティング事業部」を新設したと発表。今後の展開などが期待されているようだ。インターネットユーザーにより利便性が高い付加価値サービスを提供していくことなどが目的。自社のみならず、さまざまな専門技術を持ったパートナー企業とコラボレーションを図りながら、研究や実証実験、研究成果の報告を行っていくとしている。

 関東電化工業<4047>=急伸。半導体・液晶向け特殊ガス大手で、エレクトロニクス化が進展する自動車やスマートフォン向け半導体需要の拡大が、同社の特殊ガス需要拡大につながっており、16年3月期は営業利益段階で前期比69%増の78億円を見込んでいる。東海東京調査センターが12日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続とし、目標株価を1470円に設定、これが買い人気を増幅している。同調査センターでは、「関東電化の主力製品の収益力に対する懸念から8月のピーク以降(株価は)約3割下落した。しかし、中国のEV市場の急速な立ち上がりから、同社リチウムイオン電池材料の数量増がこれら懸念を上回り17年3月期も増益になると考え、現在のバリュエーションは割安である」としている。

 ヒト・コミュニケーションズ<3654>=一時ストップ高。同社は12日の取引終了後、1月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。同時に、第2四半期累計(15年9月~16年2月)連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の12億1500万円から13億7000万円(前年同期比34.6%増)へ、純利益を6億8600万円から8億1000万円(同42.1%増)へ上方修正しており、これも好材料視されているようだ。ブロードバンド分野における光回線の卸売サービス開始に伴う新規参入事業者向け販売受託事務局案件の計上などが寄与した。なお、売上高は136億8000万円(同8.9%増)で据え置いている。

 サカタのタネ<1377>=大幅高。同社は12日取引終了後、16年5月期第2四半期累計(2015年6月~11月)の連結決算を発表。売上高は278億7900万円(前年同期比6.0%増)と増収を確保し、営業利益は49億9300万円(同54.5%増)と大幅増益を達成した。中国向け人参種子など海外で利益率の高い野菜種子の販売が好調に売り上げを伸ばし、全体業績を牽引した。これを好感する買いが集まっている。

 コーナン商事<7516>=急反発。12日の取引終了後、16年2月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の3009億4000万円から3017億5000万円(前期比2.7%増)へ、営業利益を120億3000万円から129億円(同9.0%増)へ上方修正したことが好感されている。7~10月に季節商品の好調があり売上高を押し上げたことに加えて、経費抑制効果が寄与したとしている。ただ、収益性が低下している店舗について、減損損失を計上したことから、純利益は58億円から54億円(同2.6%減)へ下方修正した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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