貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4025 多木化学

東証P
3,845円
前日比
+225
+6.22%
PTS
3,772円
10:32 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.7 0.96 1.43 0.26
時価総額 364億円
比較される銘柄
片倉コープ, 
日農薬, 
北興化
決算発表予定日

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個人投資家・有限亭玉介:戦争の行方は!?反発中の注目個別株【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年3月22日12時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

目下注目されるロシアのウクライナ侵攻の行方。この戦争を終わらせる仮のシナリオとして、ウクライナが制圧されるか停戦協議により終結する、あるいはロシア国内でのクーデター等によるプーチン大統領の失脚になるのでは…と議論されています。ロシア国内でいくら情報統制がされていても、馴染みのある外国企業が一斉に撤退し、異常なインフレを目の当たりにすれば只事じゃないと気づくはずです。

プーチン大統領は暗殺を恐れて側近と常に数メートル距離を確保して会話するほど警戒していると報道されています。そんな停戦協議が進展しない状況に慣れてしまったのか、日本の株式市場は少しずつ落ち着きを取り戻しているようにも思えます。

ネガティブな材料ばかりで、疲弊している投資家も多いかもしれませんねぇ。早急に終戦して欲しいと願う一方で、プーチン大統領を追い詰めるほど核や原発を使った攻撃に向かわせるのでは…と、最悪な事態を想像してしまいます。それでもNATOが団結してロシアに対応できている事実も投資家として評価しておきたいです。

ところで、米国時間3月16日のFOMCの利上げが計画通りに決定すると、日本時間17日の日経平均・TOPIXは大幅高となり25日移動平均線を上回りました。マザーズも25日線付近に持ち直し、日本株がトレンド転換する兆しが見えたか注視したいところです。もしロシアが停戦合意すれば、それ以上のサプライズはありませんなぁ…。

さて、戦争や利上げが織り込まれた後の相場で反発してきている銘柄をチェックして参ります。3月14日の決算発表が好感された三井ハイテック<6966>は、決算後に急動意しました。業績だけでなく強気の中期経営計画も好感されたようで、EV向け駆動・発電用モーターコアや半導体リードフレームの伸長も注視したいです。

勤怠管理クラウド型プラットフォームを手掛けるチームスピリット<4397>は、3月15日に同社のプラットフォーム「TeamSpirit」が日本郵政<6178>傘下のJPデジタルに採用されたと発表し動意しました。上値抵抗線となっていた25日移動平均線を上抜き、75日線付近まで下値を切り上げるか。4月13日が決算発表です。

自動車用点火コイル大手のダイヤHD<6699>は、東京電力HD<9501>らと共同開発した「多機能パワコンシステム」が材料となり物色されました。家庭における太陽光発電と電気自動車(EV)、蓄電池の3つの電源を制御するパワーコンディショナーであり、節電効果も見込めるとの事。チャートは底値から切り返しております。

長期で上昇トレンドとなっている三井松島HD<1518>は、3月16日に上方修正を発表しました。ロシア産原油などに経済制裁が掛けられた事で、石炭商社である同社に思惑が入った模様です。どこまで下値を切り上げるか監視中。

太陽電池製造装置を手掛けるエヌ・ピー・シー<6255>も、ロシアの経済制裁を機に物色が入っているようです。チャート(日足)は下落基調から底を打っており、再生可能エネルギーの需要拡大していく中で4月12日の決算発表にも注目です。

化学肥料大手である多木化学<4025>にも、ロシアの経済制裁から思惑があるようです。化学肥料分野でのロシアのシェアは大きく、同社が代替需要として短期資金が流入する可能性があるか監視を強めております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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