貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4005 住友化学

東証P
337.9円
前日比
+9.6
+2.92%
PTS
337.7円
13:32 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.48 2.66 8.74
時価総額 5,597億円
比較される銘柄
三菱ケミG, 
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化学セクター:好調な滑り出しを確認する決算に、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

決算発表シーズンが続いていますね。7/12付の「Daily Outlook」では、化学セクターが好調な滑り出しを確認する決算となると予想されているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『化学セクターは、業績拡大などを背景に株価上昇が続く。年度別のEPS成長率は、今年度よりも来年度・再来年度が高まる見込みで、今後も業績拡大に見合った株価上昇が期待される。そうした中、4-6月期決算は電子材料と総合化学を中心に、前年同期比で増益かつ会社計画比上振れと好調な滑り出しを確認する決算内容になるとみており、業績不安は乏しいとの認識を高めることになりそうだ』と伝えています。

次に、電子材料については、『良好な外部環境を背景とする半導体材料の数量増に、300mmウェーハの値上げが上乗せされ、1-3月期に業績モメンタムが好転。4-6月期も基調に変化はなく、力強い業績推移を予想する。信越化学工業<4063>は例年通り、18/3期上期・通期計画、配当金予想を開示するとみる。例年通り、コンセンサスを下回る保守的なガイダンス提示の可能性が高いが、4-6月期実績において、ウェーハの値上げや米国塩ビ樹脂の販売数量増を確認できれば、ネガティブ視する必要はないと認識している』と見ています。

続けて、総合化学・合繊について『とりわけ総合化学各社は、2016年度下期以降、主要石化製品のマージン拡大が顕著で、東ソー<4042>、住友化学<4005>、三菱ケミカルホールディングス<4188>などを中心として、4-6月期は前年同期比大幅増益かつ会社計画を上回る好調な滑り出しとみる。対照的に東レ<3402>は、炭素繊維複合材料の航空機向けの在庫調整・減産の影響がきつく、二桁減益が不可避と弊社では予想する』との見解を述べています。

最後にレポートでは、ファインケミカル分野についても分析し、『主な化学セクター銘柄』を紹介しています。具体的には信越化<4063>や東ソー<4042>、住友化<4005>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは7/12付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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