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3970 イノベーション

東証G
1,253円
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.5 0.98 3.19
時価総額 33.6億円
比較される銘柄
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ITメディア, 
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決算発表予定日

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イノベーション Research Memo(7):2023年3月期は売上高・営業利益の過去最高を見込む。成長投資は続行


■今後の見通し

1. 2023年3月期の業績見通し
イノベーション<3970>の2023年3月期の連結業績見通しは、売上高で前期比26.7%増の5,550百万円、営業利益で同6.7%増の830百万円、経常利益で同5.8%増の830百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同6.0%増の475百万円である。既存事業の利益水準を高めながら、中長期的な成長のための先行投資を積極的に推し進め、成長スピードを速めていく。

オンラインメディア事業は「ITトレンド」への掲載製品・サービス数の拡大を図るとともに、検索エンジンを中心とした集客の最適化、口コミ機能の拡張やユーザーデータベース構築を推進することで、来訪者数と資料請求数のさらなる増加を見込んでいる。また「bizplay」も、ITトレンドEXPOのセッションを動画コンテンツ化することに加え、書籍紹介動画を中心としたビジネスパーソン向けの動画需要の高まりから、好調に推移することを見込んでいる。

ITソリューション事業は、コロナ禍に伴い企業の営業活動におけるインターネットを活用したOne to Oneマーケティングの重要性はさらに増してくると見込んでおり、「List Finder」は引き続きARPUの向上が期待できる。一方で、短期的には競合関係も激化していることから、堅実なアカウント数の増加を見込んでいる。「コクリポ」については、Web会議ツールとは一線を画すウェビナー特化ツールの強みを訴求していく方針である。具体的には、一度開設したウェビナーをアーカイブ化してメディアとして活用する等の取り組みを進めていく。

金融プラットフォーム事業は、子会社のInnovation IFA Consultingを核として、既存のIFA事業にとどまらず、デジタル化・ITプラットフォーム化を見据えた事業展開を目指していく。昨今、投資家だけでなく証券会社の資産アドバイザーの働き方も変わってきており、優秀なIFAを採用できるかが重要となる。これらの取り組みで、同社のIFAが増員されることが期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要)

《EY》

 提供:フィスコ

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