株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3938LINE

業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

注目銘柄ダイジェスト(前場):LINE、ソフトバンク・テクノ、JDIなど


JDI<6740>:324円(+20円)
買い気配から大幅続伸。プラスチック基板を用いた、曲面対応可能な液晶ディスプレイを開発したと発表し、材料視されている。18年からの量産を見込む。スマホ向けではあるものの、将来的にはノートPCや車載製品などへの展開も想定され、業績への期待感が先行する格好に。従来のガラス基盤製品と比べ、強度の向上と軽量化が狙えるほか、コスト抑制も実現する。柔軟性では有機ELに軍配との声も聞かれるが、安さが優位性と見られる。


ファーストリテ<9983>:36200円(+310円)
買い優勢。半年から1年程度要していた商品開発体制を見直し、2週間に短縮する仕組みを導入するとの一部報道が材料視されている。米アクセンチュアと提携し、顧客の購入履歴を主とするビッグデータをもとに、AIなどを活用し売れ筋の変化を予測するシステムの開発を進めているもよう。開発から製品供給までの期間短縮による効率化やコスト削減のほか、在庫適正化への寄与なども期待され関心が高まる格好に。


LINE<3938>:3720円(-465円)
急落。25日に16年12月期の連結決算を発表している。営業利益は198億円となり、前期(19億円)の約10倍に拡大した。従来からのメッセンジャー型広告の伸びに加え、「LINE Ads Platform」によるタイムラインやLINE NEWS等のパフォーマンス型広告が大きく増加。なお、17年12月期見通しについては非開示としている。実績営業利益の市場予想は240億円程度と見込まれており、期待値に達しなかった他、BNPパリバなど複数証券で格下げが観測されていることが売り材料に。


ソフトバンテク<4726>:4030円(+455円)
大幅反発。シティグループ証券が、レーティングを「買い/高リスク」、目標株価を6500円として新規カバレッジしたことが材料視されている。クラウド・IoTといった中期的な成長期待市場で、高い技術力と提携先を有している点を評価したようだ。また、株価の上昇余地に配当利回りを加味した予想リターンは82.1%と極めて大きい点も魅力。なお、時価総額の小ささ、成長投資などで業績に振幅が出るリスクなどを考慮し、高リスクと判断したもよう。


デファクト<3545>:1450円(-108円)
大幅続落。16年10-12月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は26.64億円、営業利益は0.12億円で着地した(同社は昨年8月上場のため前年同期実績の記載なし)。17年9月期の通期営業利益見通し(前期比29.9%増の4.30億円)に対し低進捗となったことがネガティブ視されているようだ。売上高は堅調に推移したものの、先行投資としてシステムエンジニアの採用を積極的に行ったという。


テラプロ<6627>:1222円(+148円)
急反発。17年3月期の第3四半期累計(16年4-12月)業績予想を上方修正している。営業利益見通しは12.50億円から14.70億円(前年同期は22.97億円)へと引き上げた。従来予想より減益幅が縮小する。国内のシステムLSI事業や台湾子会社の受託が予想よりも好調に推移したという。一部市場予想でも第3四半期営業利益は従来の会社計画と同程度とみられていたため、上振れが素直に好感されているようだ。


リアルワールド<3691>:2303円(+128円)
一時2395円まで急伸。人工知能(AI)の画像認識用のデータを集めて開発企業向けに提供するサービスを始めると一部専門紙で報じられている。注文を受けると1000万人の登録会員に様々な画像を見分ける仕事を発注し、集めたデータを企業に提供する。同社は16年から東大発ベンチャーのフェアリーデバイセズと共同で音声認識用のAIに必要な音声データの開発を始めたが、画像認識分野でもニーズが高かったという。

《WA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均