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本日の注目個別銘柄:SCREEN、ブラザー、小野薬品など


<3407> 旭化成 822.9 +53.2
大幅続伸。7月の住宅受注の急回復が評価材料視されている。請負住宅の受注金額は前年同月比23%増、15年10月以来9ヵ月ぶりに前年同月比でプラスに転じている。戸建て、集合住宅ともにプラスとなり、7月の受注金額としては過去最高に。広告宣伝効果が大きく寄与したものとみられている。予想以上の急回復にポジティブなインパクトが強まる格好に。

<4502> 武田薬品 4765 +71
しっかり。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5800円から7400円に引き上げている。Weber社長就任後、対象疾患領域の絞り込み、長期収載品事業のTevaとの合弁会社への移管による国内での新薬集中が行われており、大規模なR&D再構築も発表されている。新しい武田薬品に生まれ変わるための仕込みが概ね完了しつつあり、今後は収益回復局面に入ると期待しているもよう。

<4528> 小野薬品 3052 +171
大幅反発。米ブリストルが同社と共同開発した抗がん剤「オプジーボ」の臨床試験で、これまでより幅広い肺がん患者に効果があるとの結果は出なかったと発表、前日はストップ安比例配分となっていた。中長期的な成長期待は後退する格好だが、オプジーボの製品価値が全面的に否定されたわけでもなく、クレディ・スイス証券(CS)では前日のストップ安比例配分は過剰反応と指摘している。

<7735> SCREEN 1125 -107
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は51億円で前年同期比55%の大幅増益、上半期予想は従来の113億円から117億円に上方修正へ。第1四半期実績は市場予想を上回る着地になったほか、受注高も高水準の前四半期からさらに増加へ。ただ、ここまでの株価上昇で受注上振れ期待などは織り込み済みとも捉えられる。収益性向上もやや限定的となり、短期的な出尽し感につながる形へ。

<6448> ブラザー 1517 +245
買い気配から大幅高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は211億円で前年同期比29%増益となり、通期予想は従来の450億円から485億円に上方修正している。第1四半期は市場予想を90億円程度上回るポジティブサプライズとなった。通期予想の上方修正も予想外と捉えられている。事務機を扱う主力のP&S事業がけん引役、収益改善に向けた取り組みが奏効する形に。

<6376> 日機装 826 +89
大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は20億円で従来予想の30億円を下回る着地に。通期予想は従来の65億円から50億円に下方修正している。ただ、第1四半期までの状況から下振れ着地は想定線、下方修正した通期予想も市場コンセンサスに近い数値となっており、ネガティブインパクトは限定的のもよう。一方で、発行済み株式数の4.05%を上限とする自社株買い実施を好感する動きに。

<3938> LINE 4310 +235
大幅続伸、上場初日以来の高値水準に。昨日からアナリストの新規カバレッジの動きが相次いでいるが、大半が買い推奨としており、見直しの動きが強まってきているもよう。ゴールドマン・サックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)、みずほ、メリルリンチ日本、野村、マッコーリー、ドイツ、三菱UFJモルガン・スタンレーなどの証券会社がカバレッジを開始しているが、野村證券以外は買い推奨となっている。

<5711> 三菱マテ 270 -14
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、経常利益は121億円で前年同期比29%減益、通期予想は従来の680億円から640億円に下方修正している。下方修正値は市場想定線であるものの、加工事業の販売数量などさらなる下振れ余地も残るとの見方が優勢になっているようだ。前日に大きく上昇した反動も強まる格好に。野村證券では目標株価を310円から275円に引き下げへ。

《XH》

 提供:フィスコ

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