ソーシャルワイヤが急反騰、全セグメント好調で１８年３月期業績・配当予想を上方修正

　ソーシャルワイヤー<3929>が急反騰。１０月３１日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を２６億５０００万円から２７億８０００万円（前期比１５．９％増）へ、営業利益を２億７０００万円から３億５０００万円（同５８．４％増）へ、純利益を１億７０００万円から２億３０００万円（同７４．６％増）へ上方修正したことが好感されている。

　主力のニュースワイヤー事業のプレスリリース配信代行サービス「＠Ｐｒｅｓｓ（アットプレス）」をはじめ、全事業セグメントが好調に推移していることが要因。また、「＠Ｐｒｅｓｓ」でビッグデータと人工知能（ＡＩ）技術の活用により、業務ツールの自社開発や運用化が想定より早く実現したことで、運用経費を抑えることができたことも寄与した。

　また、業績予想の修正に伴い、従来、中間９円・期末４円５０銭（ただし１０月１日付で１対２株の株式分割を実施）を予定していた配当について、中間１０円・期末５円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１３億７２００万円（前年同期比１７．７％増）、営業利益１億７８００万円（同６７．３％増）、純利益１億２２００万円（同２．４倍）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）