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3928 マイネット

東証S
332円
前日比
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PTS
331.1円
14:58 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.9 2.43 17.08
時価総額 28.9億円
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決算発表予定日

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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---1Q決算(2018年1-3月期)(3/5)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2018年12月期第1四半期(2018年1-3月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。5本に分けたコンテンツの3本目です。


このまま引き続きまして、従来の四半期の決算説明を申し上げたいと思います。
まず第1四半期のハイライト。やはり大きく全体に、このインシデントが影響を与えております。まずインシデントの影響で前年同期比及び前四半期比で減収減益、赤字になっております。

財務の方は、ハイライトとして19.5億円の私募債の発行。グラニのゲーム事業の買収を2月に発表しておりますがこちらに合わせた三井住友銀行さんとみずほ銀行さんに引き受けていただいた私募債でございます。こちらが財務アクションとして大きなものとしてございました。
組織としては、こちらも前回の説明会でご案内していた事業会社の合併、こちらを4月1日に無事に執り行いました。経営資源を集結させてさらなる成長に向かわせております。



続きまして事業サイドの仕入としては、今回この四半期は、仕入は行わず、1タイトルがエンディングしました。また3月現在のタイトル数は35となっております。

この間に先ほども少しご案内した大規模な仕入、4月1日から始まる仕入の部分が契約締結できております。

サービスの運営に関しては、何よりもこの不正アクセスというインシデントがございました。こちらの影響でクルーズさんから買収した13タイトルがサービス停止していた期間がございました。
操業停止の期間分がマイナスになっております。
そんな中でも、しっかりと当社のアセット、タイトル数を積み上げれば積み上げるほど蓄積されていくアセットは着実に積み重なっております。
データであったり、ネットワーク、アセット、ナレッジといったものですね、こちらのアセット数はどんどんと増えていきタイトルへの導入率が着々と拡大している状況にございます。


では、ここからP/L、B/Sを見て参ります。
こちらは業績の推移のイメージ。買い取って2年間の間、少し減価償却で圧迫しますがそのあと、また太い利益を作っていくという構造になっております。

そんな中、今回、13タイトルのサービス停止が影響し、一過性の大幅減収がドンと今回来ています。
これはもう、ご案内した不正アクセスによるもの、1ヶ月の間、3分の1のタイトルが操業停止したというところが大きく影響しているものになります。


そんな中、キャッシュフローの面でご覧いただくとこういったものが見て取れます。
インシデントの影響、すごく大きな影響があったのですけれども、それでもなおEBITDAで見ますと黒字を達成しているということなのです。
3分の1が1ヶ月操業停止するというような状況になってもなお、キャッシュフローとしてはプラス。お金が積み上がる状態になっているというところが、見て取れます。
当社のこれまで積み上げてきた資産とビジネスモデル。こちらのキャッシュフローを創出する能力を証明した姿になっているのかなというように考えております。


こちら営業利益の増減分析になります。もともとは前四半期2.8億円のプラスでした。
第4四半期は毎年吹き上がる期となっております、少し季節要因で下がったりはします。
その上で、インシデントタイトル売上減、やっぱりここは一番分厚く出てマイナスになっているというところが、申し上げられます。
マイナス2.9億円です。


続きまして、損益計算書。のれんの減損や繰延税金資産の取崩しで当期純利益は大幅な赤字を計上しております。


また個別費用で見ましたら、純粋な変動費であるところのPF使用料、こちらだけはパーセンテージ変わらずですが、それ以外は一時的に対売上比で増えるというようになっております。これは、第2四半期、第3四半期にかけて、順次元の構造に戻っていく流れでございます。


あとはB/Sの方です。
4月に実施いたしましたM&A資金の充当のための19.5億円の私募債発行で現預金はぐっと増加しておるところでございます。第1四半期、3月末時点で43億円の現金がある状態でございます。


続きまして人員数。これまでもそうなのですけれども、基本的にはタイトル本数に応じて適正化していくということを重ねております。
今回、グラフの中で初めてお示ししておりますが、非正規雇用比率、特にはSESさんと呼ばれたりする業務委託の方々をタイトルの増減に合わせて、プロの方に来ていただいたり、終了していただいたりというのを重ねて、人件費の適正化というのを行っておるというのがこちらで見て取れるかもしれません。
ここまでが四半期のP/Lの部分でございます。

《FA》

 提供:フィスコ

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