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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3928 マイネット

東証S
315円
前日比
-16
-4.83%
PTS
315.1円
12:56 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.1 2.31 17.08
時価総額 27.4億円
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決算発表予定日

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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---3Q決算(2017年7-9月期)(8/9)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2017年12月期第3四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。9本に分けたコンテンツの8本目です。



では、ここから今後の方向性ということでお話させていただきます。まず今回、通期業績予想を出させていただいております。これまでについては当社M&A等を伴う事業成長を設計しているために、なかなか合理的な算出が、難しいというところがあって、第3四半期までは予想の開示はせずに進んでいたのですけれども、いよいよ9月も済み、10月もある程度進んできたところでおおよそこの期間内における数字を合理的に算出可能になって参りました。故に業績予想の公表をしっかりとさせていただくということにいたしております。新たな仕入れもこの第4四半期内における新たな仕入れの部分は織り込んでいない状態の値ではございますが、売上高が120億前後です、営業利益が5億前後というところを見通しておるという状況でございます。



あと中長期の戦略の話をここからさせてください。まず当社は今何を目指しているのかというのを申しますと、産業のインフラになることを目指しています。ゲームサービス業という、この業態自体をしっかりと産業の中に位置付け確立していくことで、その業態自体が、産業の中でなくてはならない存在、産業のインフラになっていくことというのを目指しております。この言葉の意味、今の時点は大口に聞かれてしまうかもしれません。ただ、これからも長い時間をかけて産業の中でなくてはならない存在になっていくということを目指している。このことだけはメッセージとしてお伝え続けていきたいと思っております。
当社が掲げているゲームサービス業ですね、これはオンラインゲームにおける運営フェーズの提供サービスをさすというのがシンプルな定義であるんですけれども、オンラインサービス、この運営段階においてこそユーザー価値が生まれているという事実を認識して、ユーザー価値が生まれるところのプロフェッショナル、そしてユーザー価値がうまれるところについての知見・データを誰よりも沢山ため込んで、そのノウハウをしっかりと自動化モジュール化して、一つのモジュールの形にして当社タイトルのみならず他社タイトルに対しても提供していく。これが当社の考えている、ここから3年5年かけても、やっていうことしている当社のインフラ化でございます。



そしてオンラインゲームバリューチェーン、こちらは前回と同じものになってます。概念図を二つ追加しております。まず当社がサービス専業でやっているということ。このサービス専業でやっているという事実かつ37のタイトルを運営し37クラスターのユーザーさんたちの全データ全コードデータ、課金データを蓄積することができているという事実。そして、数値に基づく合理判断で、アクションしているその打ち込んだ施策、その施策においてのPCのデータもすべてが当社の中で蓄積されているというこの事実この事実こそが、本当の意味での当社の企業価値を生んでいく源泉になるんだということをお伝えしたい。
今の時点でPLに出ているものは、A面B面のA面だけみたいなものですね。当社の本質的な価値というのはこれから、まず今の時点で最も国内で最も多くのゲームタイトルを運営し最も多くの種類のユーザーデータを蓄積できているその事実があるということを皆さんには本質としてお伝えしておきたいと思ってます。しかもそれをさらに100タイトル100チームにしていくということを進めているんだということですね。なかなか伝わりづらいと思います、いずれ形にしてお示します。



タイトル数を積むほどにデータが蓄積します。PARADE本部という、当社の50人強のプロフェッショナルチームの部署に蓄積されます。運営経験も豊富に蓄積してきたり、データ分析に関しては、データサイエンティストやエンジニア達がほんとにゲーム業界の中でも有数のレベルでそろっております。
このPARADE本部に蓄積されたデータとノウハウをしっかりというこのそこから有効なものを抽出して、モジュール化していきます。モジュール化して、そのモジュール化したものを各タイトルに対して適用していくということやっています。少しご紹介しますと、今、当社内で、各タイトル37のタイトルチーム、主にリーダーはディレクターというものになります。ディレクターはこのPARADE本部が提供するモジュールを購入することができます。そのための社内ネットワークというのを作っております。社内モールですね。PARADE本部の方でしっかりと可視化し、成果の再現性を担保しております。
そのモジュールを使うとどれだけの利益を創出できるかというものについても明示され、過去の事例、機能そういったものをすべてある種の商品パッケージとしてこのPARADE本部が用意をしております。そのモジュール商品を各プロジェクトがみずからの意思で購入、社内購入をしてそれをタイトルに適用していくというサイクルをつくっております。これ、PARADE商品群のモールの一部分なのですが社内の中でノウハウを完全に可視化し、成果まですべて可視化した状態で、プロジェクトのメンバーがノウハウモジュールを購入して、成果を出しにいくことができる。そのサイクルを作っています。



今申し上げたモジュール商品のところというのがここから先3年5年かけて、本当にゲームサービスのエンジンとして、成立していくところまでというのを見通して、現在、当社の長期の成長経営というのを進めている状況にございます。こちらについては先ほどのシートでもご案内しましたので、バリューチェーンがございます中で、後半のところから当社の得意技として蓄積してきました。ここの中でたまったデータとノウハウで次の段階、再設計やサービス構築の段階まで攻め上るということを進め始めているというのが、現在の状態でございます。



(9/9)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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