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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3928 マイネット

東証S
338円
前日比
+5
+1.50%
PTS
336.2円
10:33 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.3 2.48 23.62
時価総額 29.4億円
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決算発表予定日

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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---3Q決算(2017年7-9月期)(6/9)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2017年12月期第3四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。9本に分けたコンテンツの6本目です。



再設計型は、メーカーさんがローンチをして運営し始めたけれども、なかなかポテンシャル通りの成果が出ない状態になっているようなタイトルを比較的廉価で当社が買い取って、当社の培ってきた再設計ノウハウで全体のゲームバランスを再設計いたします。再設計のためのフレームワークというものが当社の中にございます。このフレームワークを活用した再設計を行ってリスタートを行ったり、或いは本当の再生というのを行っていく再設計型という領域に現在踏み込み始めております。この領域、一定のミドルなリスクがあるんですけれども、ハイリターンが見込める領域になってきます。
そしてもう一歩、上流にさかのぼって、サービス構築型というものに踏み込み始めております。これはローンチ前もしくはローンチ直後からメーカーさんと協力をしてイベント設計やイベント施策の開発を行ったり、分析システムなどの、当社が得意とするサービス運営の部分、サービス運営に関わる開発からプロジェクトに入っていって、ローンチ後の収益をシェアしていくというような形でございます。ローンチリスクを伴いますが、高収益をねらうことができるというのが明確に申せることでございます。



当社の場合、一つのタイトルを作るのに2年3年かけて取り組むという動きはとっておりません。毎月仕入れていくという形での成長を作っております。このサービス構築型でメーカーさんが携わる時期のところを当社が圧縮をしてローンチリスクがある程度低減できるというふうにとらえられるものに関して、メーカー様と、手に手をとって、この領域の段階に踏み込んでいくということに取り組み始めております。ここから、徐々に改修・安定型から再設計型、一定のリスクは伴いますけれどもその分のリターンが見込める領域にチャレンジ、踏み込んでいくというのが、ここから18年に向かって当社が今進めているものごとでございます。
こちらは前回からの引き続き使用しているスライドでございます。大型タイトルの場合、リスクを不要に踏んでしまわないで済むようにステップ型の買い取りというものを取り組むようになっております。
故に、例えば当社の中では大変大型のタイトルでしかも収益性も高いというものであったとしても、もとのパブリッシャーさんがパブリッシュし続けているがゆえに今後IRにおいて当社がステップ買い取りをしているのだが、IR発表は行われないというタイプのものというのはどうしてもここから出てきて参りますので、短期的に当社のことをご覧いただいてる方についてはこの点、ご存知おいていただければ幸いでございます。

IRされるものがすべてではない状態にここから更になってくるということをご存知いただければと思います。もちろん収益にインパクトのある基準に当たるところに関してはすべて開示するというのはもちろん当然のことなんですけれども開示基準に満たないものに関して、パートナー様の意向と合わせた露出の減というのがあるということはご理解いただければと思っております。
あとタイトル仕入れとエンディングです。この第3四半期はとにかく抑制したという期間でございます。エンディングタイトルがございましたので、タイトル数が少し減っておりますけれども、あまり気にしていただかなくて大丈夫と思っています。ここから先伸ばしていきます。
あと第4四半期以降ですでにリリースさせていただいてものとしてはサンリオ様とサイバード様との間で契約を結ばせていただいた「サンリオ男子」というタイトルがございます。こちら来年の1月からアニメ放送も決まっている中で、先ほどご紹介した再設計型は当社の再設計の能力で、このアニメ放送に合わせてリローンチしていくというところをねらっていく期待のタイトルでございます。ここから、もういくつか新しいシートございますのでご案内させていただきます。こちら投資回収の実績についてお示しさせていただいております。

先ほどの冒頭のタイトルの概念図の中でいうところの24ヶ月償却で基本的に回しているタイトル分でございます。その分について、まず14年と15年に買い取った分というもの。合計で4億強ですかね、その投資を行っていたものですけれどもこちらは完全に回収済みでございます。回収済みどころか、そのあとも売上利益をキープしているものが多数ございます。運営をキープしているのが多数ございますので、この14年15年あたりのタイトルはもう大変当社にとってのキャッシュカウの状態になってくれているというのが申せる状況でございます。あと16年17年の各タイトル分についても、着実に回収を進めることができております。ちなみにこのグラフ、目安値というのが24ヶ月で回収し切るとしたらこの辺が目安という値でございます。そこのところにおおよそ届かせようとしている状況にございます。16年、17年も届こうとしています。

あとこちらは、企業買収型で行ったものですね。(株)ポケラボさんの吸収分割会社の子会社化とクルーズ(株)のゲーム事業の買収ですね、この二つに関しては、こちらですね、5年償却で行っております。5年償却で行っている中で、現金面で見たときにポケラボ分はですね。
買い取って1年3ヶ月の時点なのですけれどもすでに回収して、まだまだキャッシュを積み上げることができているという状態にあるということをご存知ください。こちらは本当の優良事案として動いております。

クルーズさんのゲーム事業に関しては、この今で10ヶ月ですね、買い取って10ヶ月の時点で33%まで回収することができています。償却期間は5年なんですけども、後半戦はさすがに生み出すキャッシュは少なくなっていく中で、こちらも着実に狙った値で回収できているという状況が見て取れるかと思います。

(7/9)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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