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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3928 マイネット

東証S
347円
前日比
-2
-0.57%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.7 2.54 13.68
時価総額 30.2億円
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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---3Q決算(2017年7-9月期)(3/9)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2017年12月期第3四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。9本に分けたコンテンツの3本目です。



もう一つ、当社の事業構造を新たな図でお示しさせていただいております。このミルフィーユというのをゲーム産業のIRで使うと、ポジティブにもネガティブにもとらえる方がいらっしゃるようなんですけれども、先ほど申し上げたミルフィーユの一層一層がこういうものであるというのをご存知いただいた上で、しっかりと本質的なミルフィーユ、多層構造になっていることをご存知いただきたいと思って今回のこの図をご提示させていただきました。





各半期ごとの獲得タイトルのその後の売上げ推移を示しております。このところ、15年下期以降のミルフィーユがあまり低減することなく重なり続けている姿というのをご覧いただくことができるかと思います。こちらは本当に当社の長期安定運営のノウハウを体現して示すことができている3層ではないかなというふうに考えております。時々ご心配いただくちょうど1年ほど前に買い取りをしたクルーズさんからのゲーム事業ですけれども、こちらもご覧の通り、本当に変わらないように見えます。さすがに一定の低減はしているのですが、しっかりと売上げ状態を保って、コストも縮減し、利益体質を各々の領域で作っているという状態にございます。ちなみにこの時期だけちょっと落ちているのですが、これは15年の時期に買い取った「ドラゴンジェネシス」の減損が現れたものになっております。それ以外の層はかなり平行に近い状態を保てているということを、ご覧いただけるかと思います。



さて、営業利益についてです。今回は1.1億円の営業利益、前年同期比で見ますと、5割増しという数字となっております。第2四半期にご心配おかけしたところを元に戻してプラスを作るということができた期間となっております。こちらも、ご説明のためのシートをご用意させていただきました。まず先に、第1四半期から第2四半期にかけての推移がどのようなものであったかというのを可視化させていただいております。第1四半期の営業利益は2.4億と大変良い状態でした。ただそれがですね、第2四半期の終わりにはマイナス36(百万円)になっていたわけですね。これがどのようにして起きたかは大きくは2つの要素がございます。
一つは、既存分の売り上げ減が起きてしまったもの。既存分と言っても先ほど申し上げたある3タイトルについて、ちょうど4月を跨ぐタイミングにシーズンチェンジを行うタイプのタイトルで少し大きめの施策ロスをしてしまったり、改修において期待通りの姿に初動ならなかったようなものを第3四半期で直し、売上高を戻しております。まず一つは既存分の売上高、既存売上分ですね、こちらが減少したものが大幅にあったということ。

あともう一つが、第2四半期に仕入れた分に関して、作れた売り上げよりも増えた費用の方が大きかったものがあったというものでございます。これは実際のところ、タイトル・仕入れごとにタイプは異なります。このように、初動において売上の方が小さくて、費用が大きいタイプのものは過去にもございます。逆に初動から売上げの方が大きい、すなわち初月から利益が出るタイプのものもございます。すごくざっくりと申しますと半々ぐらいだと考えていただいて結構です。今回の件については、費用の方が大きいタイプの仕入れであったというところです。もちろん翌四半期にはこれを縮減していくということをやっております。



(4/9)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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