信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3926 オープンドア

東証P
714円
前日比
-16
-2.19%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.99 91.50
時価総額 223億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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オープンドア Research Memo(4):圧倒的な価格競争力と高いブランド認知力が強み


■オープンドア<3926>の強みとリスク

1. 強み
「トラベルコ」の強みは国内トップクラスの商品競争力と、それを背景に構築された高いブランド力である。商品競争力が強い理由は、以下3点と考えられる。

(1) 商品数の多さ
350以上という他社サイトと比べても数多くの予約サイトから検索が可能であり、商品情報が多い。

(2) 商品ジャンルの広さ
他社ではホテルだけをカバーしているような会社もあるが、同社ではパッケージツアー、ホテル、格安航空券、ダイナミックパッケージなど、ほぼすべてをカバーしており商品ジャンルが広い。

(3) トラベルコ内での価格競争
提供元がトラベルコ内での価格競争に勝つために低価格を提示してくるケースがある。このため、他の比較サイト経由での購入や、提供元からの直接購入より、トラベルコ経由の方が安いケースがある。

これらの結果、圧倒的な価格競争力を実現しており、それを背景に構築された高いブランド認知力で、広告費をほとんどかけなくとも、口コミによりユーザーが増加する構造を確立できている。このため、広告比率は年々減少する傾向にあり※、売上高が増えれば利益率が高まる収益構造となっている。

※2018年3月期は新たなユーザー層を獲得し、来期以降の成長スピードを加速するためTVCMを含むマス広告を実施する計画である。


2. リスク
同社グループが事業展開するインターネット関連の市場では、技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、それに基づく新機能の導入が相次いで行われている。同社グループは、これらの変化に対応するため、プログラムやシステムの更新を進めるとともに、システム部門を中心に人材育成、システムの更新等必要な対策を講じているが、想定外の技術革新があった場合、多額のシステム関連投資が必要になる可能性がある。また、技術革新に適切な対応ができない場合、同社サービスの競争力が低下し、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《NB》

 提供:フィスコ

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