信用
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3926 オープンドア

東証P
711円
前日比
-32
-4.31%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.97 89.83
時価総額 222億円
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決算発表予定日

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オープンドア Research Memo(2):2010年度に携帯関連事業のリソースを旅行事業へ集中


■会社の概要・沿革

(1)会社の概要

オープンドア<3926>は、日本最大級の旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の運営を中心とするインターネットコンテンツの企画運営、ソフトウェア開発を行うWebサービス提供企業。「新たな挑戦を恐れず、たゆまぬ革新性をもって、社会の豊かさ、喜び、未来に貢献し続ける。」ことを経営理念に、「変化する市場ニーズに迅速に対応し、最速のスピードと最高のクオリティをもって顧客満足No.1を達成する。」ことをミッションとして事業を展開する。主力事業は日本人向けの「トラベルコちゃん」の運営を中心とした旅行関連事業であるが、海外ユーザーを対象としたインバウンド・海外向け多言語旅行比較サイト「Travelko」や伝統工芸作品紹介サイト「GALLERY JAPAN」の運営も行う。主力の「トラベルコちゃん」のユニークユーザーUU数は2016年3月期の月平均は308万人。

(2)沿革

同社は、1997年4月に代表取締役社長の関根大介氏によって設立された。ちなみに、「オープンドア」という社名には、常に新しい分野の可能性を求めて、門戸を開き、挑戦し続けたいという社長の強い想いが込められている。

1997年8月に旅行比較サイト「トラベルコちゃん」(海外ツアー、海外航空券の検索サービス)をオープン、その後2000年6月に国内ツアー、2004年12月には国内宿泊と対象領域を拡充し、旅行事業の事業規模を拡大。加えて、2002年7月には携帯電話向けコンテンツ「RPG大集合」をオープンし携帯関連事業へ参入、旅行事業と携帯関連事業の2本立ての事業構造となる。

しかし、2010年度に携帯関連事業のリソースを旅行事業に集中する経営判断を行い、全てのメニューの改修及び足りない商品ジャンルの拡充を進め、「同じ条件なら最も安い旅行が見つかる」の実現を目指す。これにより、価格に最もシビアとされるF1層に支持され、口コミでユーザー基盤を拡大、成長ペースが加速。加えて、2014年3月にはビジネスモデルが同社と親和性が高いとの判断から海外ホテルに特化した個人顧客向け宿泊予約サイトを運営するホテルスキップ(株)の株式を取得し子会社化したほか、2014年10月には海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus(ホテルサウルス)」(2016年6月に「Travelko」へ名称変更し「トラベルコちゃん」とブランドを統一)と伝統工芸作品を世界へ紹介するサイト「GALLERY JAPAN」をオープンし、事業の多角化を推進する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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