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2016年07月22日15時31分

オープンドア Research Memo(1):日本最大級の旅行比較サイトを運営。グローバル市場でNo.1サイトを目指す


オープンドア<3926>は、日本最大級の旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の運営を中心にインターネットコンテンツの企画運営、ソフトウェア開発を行うWebサービス提供企業。主力の「トラベルコちゃん」は国内外の約300社以上の旅行会社のほぼ全ての旅行商品をオンラインで一括して検索・比較することが可能で、圧倒的な価格競争力を有する。このため、価格にシビアなF1層(20~34才の女性)の支持を得て、口コミによる利用者数拡大で成長を遂げる。2016年3月期の月間平均のユニークユーザー(以下、UU)数は約308万人と前期に比べ40%増加した。足元は、インバウンド・海外向け多言語旅行比較サイト「Travelko」もブランドを統一し、拡大に注力。

2016年3月期連結業績は、売上高が前期比24.1%増の2,468百万円、営業利益は同155.2%増の849百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同33.8%増の536百万円と2ケタ増収・増益となり、売上高および全ての利益が過去最高を更新した。ユーザーから要望の強い空席表示対応商品を拡大し成約率を増加させるのに成功したほか、課金モデルを固定報酬型から成果報酬型へ切り替えを進めたことなどが増収・増益要因として働いた。

2017年3月期は、売上高が同23.6%増の3,050百万円、営業利益は同35.4%増の1,150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.8%増の690百万円と2ケタ増収・増益を見込み、前期に続き過去最高の更新を目指す会社計画となっている。第3四半期以降に主要メニューで課金モデルを従量課金へ大幅に移行させることによる収益向上と空席・空室情報等の利便性を高めることにより更なるUU数の増加を見込むことが主要因。弊社では、業績は堅調に推移すると考えらえることから、主要メニューの従量課金への大幅移行の状況について注目する。

中長期的には同社はユーザーの利便性の向上やコンテンツを充実させることで、日本国内における競争優位性の維持、拡大を図る戦略である。同時に、「トラベルコちゃん」の運営を通じて得られたノウハウ等を活かし、旅行比較サイトの多言語化展開を加速度的に推進し、充実した旅行情報サービスを提供することにより訪日外人客の一段の取り込みを行うことでインバウンドを含めた海外事業の強化拡大を図る方針。加えて、既存の旅行関連商品の枠を超えた、新たな商品等の紹介・販売についても積極的に展開することにより、中期的に売上高100億円の達成を目指していると考えられる。

経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が最重要であると考えており、会社設立以来、配当を実施していない。長期的な目標がグローバル市場でユーザー選択肢のNo.1サイトになることであるため、当面は内部留保を優先させ、投資を行うことで業績拡大を図り1株利益を増大させ、結果として株価を上昇させることで株主に報いることが株主還元の基本方針であると考えられる。

■Check Point
・国内最大級の旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を運営
・2016年3月期は売上高、全ての利益が過去最高を更新
・当面は内部留保を優先、業績拡大による1株利益増大をベースとした株価上昇で株主に報いる方針

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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