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パイプドHD---2Qは売上高が4.2%増、積極的な人材投資を施行


パイプドHD<3919>は28日、2019年2月期第2四半期(18年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.2%増の26.23億円、営業利益が同59.4%減の1.76億円、経常利益が同59.8%減の1.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同74.1%減の0.75億円となった。

機能別事業群について、情報資産プラットフォーム事業の売上高は前年同期比5.5%増の18.01億円、営業利益は同20.0%減の4.89億円となった。昨今の人手不足社会における課題解決の一助として、顧客企業・団体のコスト低減・業務効率化に資するシステムの開発・提供等を行っている。

販促CRMソリューション事業の売上高は前年同期比17.1%減の5.04億円、営業損失は0.10億円(前年同期は0.81億円の利益)となった。顧客企業・団体におけるITを活用した業務最適化や顧客との接点機会創出及び接点強化を支援するサービスの提供や、顧客に応じた最適なITシステムの開発請負等を行っている。

広告事業の売上高は前年同期比130.5%増の2.04億円、営業利益は0.34億円(前年同期は0.15億円の損失)となった。顧客サービスの認知度、集客力、ブランド力の向上等を目的としたプロモーション設計や広告コンテンツの制作・開発・運用、インターネット広告の代理販売等を行っている。顧客単価が向上した他、共同出資により設立したjekiインタラクティブ・コミュニケーションズ経由の案件受注が奏功した。

分野別事業群について、xTech事業の売上高は前年同期比11.8%減の0.75億円、営業損失は0.30億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。IT技術の利活用により企業や団体の垣根を越えて情報を共有することで、業界に革新的なサービスを創出することが期待できる事業を行っている。

社会イノベーション事業の売上高は前年同期比39.1%増の0.37億円、営業損失は0.17億円(前年同期は0.17億円の損失)となった。個々の企業や業界の内部にある問題の解決でなく、それらの枠を超えて存在する社会的課題の解決を図ることを目的とした公益性の高い事業を行っている。

同社は、2018年3月にipocaが第三者割当により発行する普通株式を取得した。また、シモキタコインを設立し、連結の範囲に含めている。同年4月に連結子会社であるフレンディットを存続会社、連結子会社であるアズベイスを消滅会社とする吸収合併をした。また、マッコーリ?・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割当による新株予約権を発行した。なお同社は、「中期経営計画2020」の実現を目指すため、積極的な人材投資を行っている。初年度に当たる2018年2月期は、グループ採用により90名を採用した。また、2019年2月期第2四半期連結累計期間においては、76名を採用した。

2019年2月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比12.8%増の58.00億円、営業利益が33.4%減の5.00億円、経常利益が同34.6%減の4.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.5%減の3.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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