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パイプドHD---3Qは営業利益が1.0%増、情報資産プラットフォーム事業で各種サービスの新版の提供開始


パイプドHD<3919>は28日、2018年2月期第3四半期(17年3-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.2%増の38.08億円、営業利益が同1.0%増の6.03億円、経常利益が同0.7%減の6.02億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.4%増の3.72億円となった。

セグメント別の業績では、情報資産プラットフォーム事業は、メール通信経路の暗号化で傍受を防止する「スパイラル(R)」の新版の提供を開始した。また、クーポン付メッセージをLINEやメールでセグメント配信可能にした「スパイラルEC(R)」の新版の提供を開始した。クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース(R)」の有効アカウント数は5,085件となった。その他の情報資産プラットフォームも各種のサービスを提供開始した。

広告事業は、競争環境の激化や一部大手クライアントの予算縮小などの影響を受けた。

ソリューション事業は、情報資産プラットフォームだけでは解決できない個別性の高い課題や人手不足による課題を抱える企業等に対して、同社グループが提供する複数のサービス連携を含めた最適なソリューションを提案、提供しており、前年同期比で増収増益となった。

社会イノベーション事業は、株式会社VOTE FORは、政治・選挙情報サイト「政治山(R)」の運営し、衆議院議員選挙(10月10日公示、10月22日投票)の特集ページや調査記事等を公開し、有権者の判断に資する情報の提供に努めた。株式会社アイラブは、地域密着型Webサイト・アプリ「I LOVE 下北沢」で、「ばるばる下北沢 ~はしご酒でみんな呑み友~」、「下北沢カレーフェスティバル(R)2017」を開催した。

2018年2月通期の業績予想は、売上高が前期比10.4%増の53.00億円、営業利益が8.45億円、経常利益が同3.4%減の8.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%増の4.70億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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