パイプドＨＤが急反落、第３四半期業績低進捗率で通期業績未達を懸念

　パイプドＨＤ<3919>が急反落。２８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（３～１１月）連結決算は、売上高２８億４６００万円、営業利益４億２９００万円となった。９月１日に単独株式移転で設立されたため、前年同期との比較はないものの、１６年２月期通期予想の売上高４０億円、営業利益８億２０００万円に対する進捗率が５２％と低いことから売られているようだ。

　中核事業である情報資産プラットフォーム事業で、主力サービスの「スパイラル」は売り上げ、アカウントともに堅調に推移したが、本格的な立ち上がりの途上にある事業・サービスで初期投資と販管費のコスト負担が先行したことが利益を圧迫した。
　
出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）