貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3917 アイリッジ

東証G
554円
前日比
+4
+0.73%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.31 35.00
時価総額 39.8億円
比較される銘柄
ブレインP, 
イルグルム, 
ホットリンク

銘柄ニュース

戻る
 

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 師走特有の“モチつき”相場?


「師走特有の“モチつき”相場?」

●2016年は「上へ下への大騒ぎ」

 12月(師走)は“モチつき”相場というが、本当に上下にペッタン、ペッタンとせわしない展開である。マーケットは急落、急騰を繰り返している。この背景には先物中心のシステム売買の影響があろう。

 10干12支のエト縁起考では2016年が丙申(ひのえサル)、2017年が丁酉(ひのとのトリ)である。兜町では申酉騒ぐ!という。

 おそらく、2016年は2015年と同様、「上へ下への大騒ぎ」となろう。2015年の場合、8月24日に日経平均株価が895円安となったり、9月9日には一転、1343円高になったりしたことがあった。メチャクチャである。

 ハイ・フリークエンシー・トレーディング&アルゴリズム取引が株価の振幅を大きくする。さらに、急落局面では機関投資家のリスク・パリティ、ポートフォリオ・インシュアランスの売りが加わる。要するに下げが下げを加速する。

●ヘッジファンドと速さを競ってもダメ!

 なにしろ、ヘッジファンドは1秒間に2000回もの売買を行う。一般の投資家はそのスピード、量についていけない。しかし、個人投資家の強みは逆に、時間をかけられること。安いところを丁寧に拾えばいいじゃないか。

 たとえば、Oak <3113> [東証2]の210~220円、AGCap <6993> [東証2]の110~120円は底値ゾーンである。ここからの値下がりのリスクは乏しい。会社側は長期的な成長戦略の布石を着々と打っている。投資期間は6ヵ月だが、Oakが300円絡み、200円前後の水準を目標にできる。

 短期・順張りではフィンテック(FinanceとTechnologyの融合)関連セクターが抜群に強い。相場の“若さ”という視点ではアイリッジ <3917> [東証M]が狙い目だろう。

2015年12月17日 記

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均