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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3916 DIT

東証P
1,686円
前日比
+25
+1.51%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.5 3.93 2.73 32.80
時価総額 261億円
比較される銘柄
フォーカス, 
ニーズウェル, 
富士ソフト
決算発表予定日

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利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 28社選出 <成長株特集>


 本特集では、「利益成長“青天井”銘柄リスト」の【第1弾】(5月9日配信)、【第2弾】(5月16日配信)に続き、5月14日から19日の期間に発表された決算の中から、21年1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた。

 下表では、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、本決算月にかかわらず、21年1-3月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を10%以上、上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している28社を選び出し、1-3月期の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。

 上振れ率トップとなったのはITbookホールディングス <1447> [東証M]。21年1-3月期(第4四半期)の経常利益は過去最高だった前年同期を2.8倍も上回る8億円に拡大して着地。コンサルティング事業で企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するレガシー分析サービスの受注が増加したほか、経費削減を進めたことも利益拡大につながった。併せて発表した22年3月期の同利益は前期比90.8%増の3億7400万円と3期連続で過去最高益を更新する見通しだ。

 2位は高度なITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業を展開するSREホールディングス <2980> が入った。1-3月期(第4四半期)はコロナ禍でのDX機運の高まりを追い風に、AIを活用したクラウドサービスやコンサルティングサービスの顧客獲得が伸びた。また、IoT環境を備えた個人向け賃貸マンション「AIFLAT」の収益が急改善したことも業績を押し上げた。

 3位にリスト入りした日本エアーテック <6291> の1-3月期(第1四半期)業績は、新型コロナウイルス感染症対策に対する補助金交付を背景に、クリーンパーティションや陰圧ブースなど感染症対策機器の受注が大きく伸びたほか、半導体製造装置向けフィルターユニットも増勢だった。好調な業績を踏まえ、決算発表前の11日に、21年12月期の経常利益を従来の減益予想から一転して2期連続の最高益見通しへ大幅上方修正している。

 4位に入った再生アルミ地金大手である大紀アルミニウム工業所 <5702> の1-3月期(第4四半期)経常利益は前年同期比2.2倍の46.4億円に膨らんだ。主要顧客である自動車メーカーの半導体不足による生産の減少懸念があったものの、影響が軽微だったことに加え、製品と原料の価格差が拡大したことも利益を押し上げた。22年3月期は経常利益109億円(前期比20.8%増)と5期連続の最高益更新を見込み、配当は8円増配となる36円を計画している。

           ┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名     上振れ率 1-3月 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高  PER
<1447> ITbook    177  800    289   90.8   374   196 62.3
<2980> SREHD     119  658    301   25.1   1280   1023 97.1
<6291> エアーテック    110  1205    574    5.6   1650   1562 11.1
<5702> 大紀ア      96.1  4640   2366   20.8  10930   9046  5.9
<6580> ライトアップ   93.0  357    185   23.3   735   596 27.8
<6533> オーケストラ   70.1  376    221   26.6   865   683 54.6
<6191> エアトリ     69.7  1230    725    9.9   1240   1128 72.8
<6699> ダイヤHD    67.5  1782   1064    1.2   2500   2470 12.3
<7685> バイセル     57.5  630    400   68.3   1552   922 54.0
<4251> 恵和       50.5  462    307   30.3   1298   996 20.4

<9857> 英和       33.0  975    733    0.5   1800   1791  6.7
<2498> オリコンHD   28.2  2612   2037    4.8   2660   2538  9.4
<5698> エンビプロ    28.0  754    589   69.0   2229   1319 12.4
<8117> 中央自      26.0  2089   1658   11.6   6700   6004 12.1
<7060> ギークス     25.7  347    276   40.3   1000   713 33.5
<6326> クボタ      20.8 78318   64844    5.1  225000  214007 19.1
<1824> 前田建      20.7 15116   12523    0.7  46000  45665  8.0
<4462> 石原ケミ     19.0  677    569   12.5   2120   1885 11.5
<3865> 北越コーポ    16.7  8014   6865   27.8  20000  15652  6.1
<6560> LTS      16.3  178    153   18.6   530   447 43.8

<3916> DIT      15.6  584    505   23.8   1680   1357 26.8
<3985> テモナ      15.0  161    140   26.0   407   323 42.4
<1417> ミライトHD   14.8 14741   12845    0.8  32000  31739  9.0
<4021> 日産化      14.2 19927   17448    2.3  44900  43893 24.0
<1717> 明豊ファシリ   13.6  385    339    1.1   920   910 15.0
<2981> ランディクス   11.3  266    239    8.4   1050   969  8.5
<4486> ユナイト     11.1   70    63   15.3   249   216 29.2
<3489> フェイスNW   10.2  875    794    0.4   1050   1046  9.5

※ 2020年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。

●決算発表の集中期間中は、その日に発表された決算で22年3月期に増収増益を見込む銘柄を速報ベースで毎日配信しました。こちらも併せてご覧いただき、有望株発掘にご活用ください。

「コロナ後の成長力に注目、22年3月期【増収増益】リスト」配信一覧 ────
4月27日版 41社」「4月28日版 48社」「4月30日版 43社
5月6日版 11社」「5月7日版 45社」「5月10日版 45社
5月11日版 50社」「5月12日版 45社」「5月13日版 47社
5月14日版 49社」「5月17日版 23社

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