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ALBERT---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、提携先及び重点顧客との継続取引の拡大や案件大型化が寄与


ALBERT<3906>は13日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比26.3%増の15.84億円、営業利益が同162.9%増の1.91億円、経常利益が同152.8%増の1.88億円、四半期純利益が1.47億円(前年同期は1.14億円の損失)となった。

重点産業における、提携先を含む既存顧客との取引拡大が進行していること、また継続的な取引が見込みやすいシステム開発案件や教育事業が拡大していることを背景に、過去最高の売上高を達成した第1四半期の売上高を含め、当第2四半期累計期間において堅調に事業が成長している。一方、同社が受注しているシステム開発案件において、開発スケジュールが遅延し追加作業が発生することから受注損失引当金を計上している。この遅延については、当該システムにおける仕様調整に時間を要したことから、当初想定スケジュールから遅れが生じたとしている。現在はプロジェクトマネジメント体制を強化した上で、発注元企業と連携のもと早期の開発完了に向けて注力しているが、当第2四半期末時点において開発が継続しているため、受注損失引当金を計上した。なお、当該システム開発は複数契約から構成される大型案件であり、稼働開始後のシステム保守の受注も見込まれ、案件全体では収益化する予定。また資本関係においては、2021年6月9日付でSBIホールディングス<8473>との資本業務提携を開始したことに伴い、SBIホールディングスの100%子会社で金融サービス事業の中間持株会社であるSBIファイナンシャルサービシーズが同社の筆頭株主であったウィズ・アジア・エボリューション・ファンドから、保有する同社普通株式の全てを2021年6月30日付で取得している。これにより、SBIホールディングスがその他の関係会社、SBIファイナンシャルサービシーズが筆頭株主及びその他の関係会社となっている。

2021年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比25.0%増の33.80億円、営業利益は同61.3%増の4.04億円、経常利益は同48.2%増の4.04億円、当期純利益は同82.7%増の2.67億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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