信用
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3895 ハビックス

東証S
674円
前日比
+35
+5.48%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.9 0.80 1.78
時価総額 55.1億円
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【杉村富生の短期相場観測】 ─ イベント・リスクは避けるのが基本!


「イベント・リスクは避けるのが基本!」

●イギリスの国民投票、参議院選挙など

 6~7月相場は引き続いて、為替(円安→上昇、円高→下落)次第の展開となろう。基本的には高値保ち合い(ボックスゾーンの動き)と予測する。

 それに、6~7月はビッグイベントが控えている。イベント・リスクは避けるのが投資の鉄則(セオリー)である。

 すなわち、6月23日のイギリスの国民投票(EU残留か、離脱かを問う)、7月10日の参議院選挙、7月18~21日のアメリカの共和党大会(クリーブランド)、7月25~28日の同民主党大会(フィラデルフィア)などがある。

 イギリスの国民投票はここにきて離脱派が攻勢を強めているという。仮に、離脱となれば金融マーケットの混乱は避けられない。ポンド、ユーロは急落するだろう。

 参議院選挙は与野党が激突、厳しい選挙戦となろう。最大の注目点は32の1人区の動向である。2013年(1人区は31)は与党が29勝と圧勝した。しかし、今回は野党連合が形成されている。

 公示前だが、「当選確実」なのは15にとどまる。それどころか、現職閣僚2人(岩城法相、鳥尻沖縄北方相)が落選しそうである。これは安倍政権の大きなダメージになるのではないか。

●テーマ性を有する元気な“小物”にマトを!

 アメリカの大統領選挙はヒラリー・クリントン氏(民主党)、ドナルド・トランプ氏(共和党)の闘いになりそうだが、ヒラリー女史の支持率が急降下、トランプ候補の人気がウナギ登りとなっている。

 トランプ大統領? これは冗談で済まされそうにない。彼の過激な発言は「泡沫候補」だからこそ許されてきたが、第45代アメリカ大統領となると、見過ごすわけにはいくまい。恐らく、トランプ・ショックの可能性があろう。

 一方、投資戦術としてはこれまでと変わらず、テーマ性を有する元気な“小物”を攻めたいと思う。具体的には好業績のブイ・テクノロジー <7717> 、平田機工 <6258> [JQ]、ハビックス <3895> [JQ]などに注目できる。

 テーマ的にはバイオ関連セクターが強い。ヘリオス <4593> [東証M]、リプロセル <4978> [JQG]、アキュセラ <4589> [東証M]などに妙味がある。

2016年6月8日 記


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