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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3891 ニッポン高度紙工業

東証S
1,889円
前日比
-13
-0.68%
PTS
1,894.3円
11:02 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 0.91 2.65 42.84
時価総額 204億円
比較される銘柄
王子HD, 
日本紙, 
三菱紙
決算発表予定日

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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 底値で雌伏して待つ“V字反発”候補


「底値で雌伏して待つ“V字反発”候補」

●相場への取り組みを変える「元気株リスト」

 目先の2大リスクのうち、北朝鮮リスクがやや後退した。同リスクについては、毎週同じ見方が繰り返されている。

 つまり、リスクが高まり、日経平均株価も失速、そしてしばらくするとリスクが後退、安心して日経平均が少し上がると、またリスクが再燃する。この繰り返しだ。

 今後も同じパターンになるのか。その可能性はあるものの、正直同国の「口撃」に右往左往しているばかりでは投資にならない。

 機関投資家たちが主に売買している金融、不動産、私鉄、医薬品、そして半導体関連の主力銘柄は見るも無残なほどの下落になっているのが実際だ。

 私は自分で開発した「卑弥呼の決断」という株価分析ソフトによって底値圏から回復に転じる可能性の高い銘柄をセレクトしているが、それらの中には前述した分野の銘柄が多くなっている。

 この点では間もなく反発に転じる銘柄が多い。こういうことになるものの、残念ながら市場ムードの好転にはなおまだ時間を要しそうだ。

 どこへ行っても、悲観的な話しか聞けなくなっているからだ。

 この点については前回、自分独自で元気株リストを作ろう。こう提案しておいたので、実行していただいている方もおられると思うが、採用リスト銘柄のほとんどは上がり続けているのではないだろうか。

 たとえばアウトソーシング <2427> 、日本M&Aセンター <2127> 、ダイフク <6383> などがそれにリストされているなら(そうなっているに違いない)、現在の市場に対する見方は、「実に強い相場だ。ここでしっかり取り組んで儲けておきたい」とこうなるだろう。そして、それは実現する確率が高いのだ。

●全般不冴えも、魅力株は多い

 ところで、前述したソフトが現在底値圏にあると判断している銘柄は、24日の終値分析で東証1部だけで40銘柄ほどある。結構多いのでさらに分析コメントを読むと次のような銘柄があげられる。

 日本精工 <6471> 、ジェイテクト <6473> 、日立金属 <5486> 、オークマ <6103> 、ダイキン工業 <6367> 、キユーピー <2809> などだ。

 ソフトが選んだ以外で魅力的なのは、まずは東天紅 <8181> がある。上野動物園のパンダの赤ちゃんの名前は9月に決まるとのこと。パンダ関連として上昇が見込める。

 テレビを見ていると最近「出前館」のCMをよく見かける。同サイトを運営しているのは夢の街創造委員会 <2484> [JQ]。株価は高値圏ながら、目先小反落はあるものの続伸する確率は高い。

 非鉄原料の専門商社アルコニックス <3036> も調整中の現在水準で投資しておきたい銘柄になる。

 まだテーマ性を失っていないリチウムイオン電池関連株にも目を向けておくと、リチウムイオン電池用正極材に強い戸田工業 <4100> と、セパレーターに強いニッポン高度紙工業 <3891> [JQ]がともに魅力的だ。

2017年8月25日 記

株探ニュース

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