貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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3863 日本製紙

東証P
1,105円
前日比
-12
-1.07%
PTS
1,113.9円
22:59 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.5 0.31 0.90 7.29
時価総額 1,285億円
比較される銘柄
王子HD, 
大王紙, 
中越パ
決算発表予定日

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本日の注目個別銘柄:中北製、東芝、パイオニアなど


<2212> 山パン 2735 +211
大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2200円から3000円に引き上げている。販売好調、アイテム削減による粗利率上昇に加え、物流効率の改善で販管費率も抑制され、収益性改善は継続すると判断しているようだ。16.12期営業利益は市場コンセンサスの300億円を上回る325億円と予想。

<2685> アダストリア 6800 +940
大幅高。前日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は143億円で前年同期比2.5倍、通期予想の140億円を上回る状況となっている。先には140億円程度に達するとの観測報道が伝わっていたものの、上半期決算時に大幅増額修正した数値のさらなる上振れ期待の高まりで、ポジティブなインパクトが強まっている。なお、足元の販売も順調推移の模様であり、暖冬による影響懸念なども後退しているようだ。

<5108> ブリヂストン 4174 +17
堅調。米ペップ・ボーイズに対するアイカーン氏の買収提案に対抗しないと発表、買収を断念する形となっている。米国での販売拡大につながるとして、買収策に対する評価は高かったものの、足元では、アイカーン氏との買収価格引き上げ合戦に発展しつつあっただけに、過度な資金負担の増加に対する警戒感なども強まっていた。買収断念に伴う買い安心感が先行する形に。

<6502> 東芝 249.9 +17.8
買い優勢。医療事業売却を富士フイルム<4901>に打診と一部で報じられている。売却額は数千億円規模になる見通しであるが、富士フイルム以外にも数社が関心を示しており、争奪戦に発展する可能性もあるとされている。今後の成長が見込める事業であるものの、資金調達に伴う財務体質の改善を期待材料視する動きが先行へ。また、3000億円規模の追加借入枠の要請を検討とも伝わっている。

<6496> 中北製 602 +63
急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は上半期が3.4億円から5.1億円、前年同期比22%増に、通期では7.8億円から11.5億円、前期比47%増に増額修正している。第1四半期は3割減益決算であったため、上方修正にはインパクトが強まる格好にも。船用関連で海外向けも含めて短納期品の受注を取り込めたもよう。

<6773> パイオニア 335 +16
反発。自動運転関連として、引き続き先行き期待の高さが反映される展開になっている。野村證券では、投資判断「ニュートラル」継続ながら、目標株価を220円から320円にまで引き上げ。大規模な新規受注によるOEM売上高の増加、自動運転に向けた取り組みなど、主力のカーエレの成長戦略が明らかになりつつあると評価。3次元走行空間センサー「3D-LiDAR」は、光技術や地図製作ノウハウなど同社の強みが活かされ、自動運転への活用が期待される新製品とも指摘。

<4506> 大日住薬 1431 -63
軟調。野村證券では投資判断を新規に「ニュートラル」、目標株価は1470円としている。野村證券では、19年1月に予定される主力品ラツーダの米国特許満了のダメージが大きいと指摘しているようだ。コスト削減を織り込んでも20.3期は営業赤字に転落すると予想している。なお、がん幹細胞をターゲットとしたBBI608など期待製品だが、現時点での判断は難しいとも。

<7272> ヤマハ発 2744 +40
買い優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を3400円から3700円に引き上げ。16.12期から18.12期にかけても、営業2ケタ増益が続く可能性が高いと判断しているようだ。また、本日は総務省が商用ドローンの環境を整備などと伝わっており、関連銘柄として関心も向かう形に。同社は5月に米FAAからドローンの商用利許可を日本メーカーとして初めて取得している。

<3863> 日本製紙 1964 +21
買い優勢。第3四半期累計営業利益は前年同期比2割減の150億円強になりそうだとの観測報道が伝わっている。主力の洋紙販売の落ち込み、円高によるコスト増などが減益決算の背景に。ただ、10-12月期は前年同期並みの水準を確保したもようとされている。市場コンセンサスとの比較でも、15億円程度は上振れしている水準であり、想定以上に底堅い業績との見方が優勢になっているようだ。
《XH》

 提供:フィスコ

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