信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3854 アイル

東証P
2,747円
前日比
-15
-0.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.6 7.89 1.31 1,347
時価総額 688億円

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<動意株・3日>(大引け)=スルガ銀行、アイル、野崎印刷など

 スルガ銀行<8358>=大商いで急騰。売買代金は東証1部で任天堂<7974>を凌ぎトップに躍り出るなど、個人投資家を中心とした投機資金の売買が活発。市場では「金融庁が今週内にも同社に対し、投資用不動産向け融資の業務停止命令を出す方針を固めたと報じられたが、一部の業務停止命令にとどまったことが、むしろポジティブサプライズとなった。信用取引を使った売り買いが高水準で、踏み上げ的な色が強い」(国内ネット証券大手)という。同社の東証信用残は直近9月28日現在で買い残を増やす一方、売り残を急減させているが信用倍率は1.21倍と依然取組妙味が意識されている。また、日証金では足もと株不足で逆日歩が付く状態にあり、「日証金で買い戻しが遅れた個人のショートカバーが目先の株価をプッシュアップしている」(同)としている。

 アイル<3854>=後場急騰。きょう午後1時ごろ、楽天<4755>、アマゾンジャパン(東京都目黒区)およびLINE<3938>子会社のLINE Payと協力し、一般向けの「Pay体験イベント」を10月5~6日、東京・二子玉川ライズの「BACKYARD FES.2018(バックヤードフェス)」内で開催すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同イベント内の商品は現金決済のほか、「楽天ペイ」「Amazon Pay」「LINE Pay」のどのサービスでも決済可能。また、これらのスマートフォンによるQRコード決済(スマホ決済)により全品10%引き価格で購入できるという。なお、複数のスマホ決済サービスが体験できるイベントは業界初となる。

 野崎印刷紙業<7919>=大幅高。高水準の買いを集め需給相場の色彩を強めてきた。8月下旬から9月下旬にかけて漸次下値を切り上げてきたが、9月20日に商い急増のなか40円を超える急伸で市場の耳目を驚かせ、「そこからは確変モードで大口の資金流入が断続的に観測されるようになった」(国内投資顧問)。時価は約19年ぶりの高値水準に浮上。19年前の1999年には6月から7月にかけわずか2カ月で200円台後半の株価を600円台前半まで一気に駆け上がった経緯がある。今回もスタート地点は200円台後半で、上昇波はやや緩やかながら、小型株特有の足の軽さをみせつけている。同社は印刷物や包装資材などの紙製品の製造を手掛ける新元号に絡む特需が期待されるほか、ICタグへの展開に注力しセルフレジ関連の有力株としての位置づけがある。

 テンポイノベーション<3484>=ストップ高。同社が2日の取引終了後、19年3月期の単独業績予想について、売上高を80億1100万円から80億4500万円(前期比20.3%増)へ、営業利益を4億6000万円から6億300万円(同52.3%増)へ、純利益を2億7500万円から3億9500万円(同68.1%増)へ上方修正したことが好感されている。不動産業者とのリレーションシップ強化などで、想定よりも収益性の高い物件の確保が進んだことに加えて、スピーディーなテナント付活動が行われたことでランニング・イニシャルともに収益が改善していることが要因としている。また、東京証券取引所の承認を受けて、10月25日付で東証1部または2部に市場変更することになったと発表しており、これも好材料視されているようだ。

 アダストリア<2685>=急伸。同社が2日の取引終了後に発表した9月度の国内月次売上高で、既存店売上高が前年同月比3.2%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かった一方、地震や大型台風に伴う休業・営業時間変更などが響き客数は同0.5%減となったが、客単価が同3.7%増となり売上高を押し上げた。アイテム別ではジャケットなどのアウター類、長袖シャツやカーディガンなどの秋物商品が順調に売れ行きを伸ばし、ブランド別ではグローバルワーク、ニコアンド、レプシィム、ページボーイなどが好調だった。

 シェアリングテクノロジー<3989>=急反発。同社は工務店と中小事業者をつなぐ生活支援ネット仲介事業を主力に展開している。2日取引終了後、同社が手掛ける海外留学サービス「スマ留」の9月申込件数が前年同月比7.6倍の265件と発表、これを評価する形で大口の買いを呼び込んだ。株価は1日に分割後高値2224円を付けた後、一服しているが再び新値街道への復帰をうかがう。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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