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3854 アイル

東証P
3,010円
前日比
+12
+0.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.1 8.65 1.20 624
時価総額 754億円

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アイル<3854>---システムソリューションで中堅・中小企業の経営を支援


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』11月10日放送において、アイル<3854>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

Q. どういった会社でしょうか。
アイル<3854>は、中堅・中小企業を主な顧客対象として、企業の経営力アップを支援するトータルシステムソリューション企業です。顧客の抱える経営課題全般に対して、基幹システム構築、システムサポート保守、ネットワーク構築、人材教育、Web コンサルティング、EC サイト構築、複数のネットショップの一元管理ソフト、ポイントと顧客の一元管理ソフトなどトータルシステムソリューションを提供しています。

Q. 詳しく教えてください。
事業区分は、基幹業務パッケージソフトウェア「アラジンオフィス・シリーズ」を主力とするシステムソリューション事業、及び複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」やECサイト・実店舗ポイント・顧客一元管理ソフト「CROSS POINT」をASP 型で提供するWebソリューション事業としています。2016 年7月期の事業別売上高構成比はシステムソリューション事業が87.3 %、Webソリューション事業が12.7% です。
同社の優位性・強み・特徴としては、独立系企業であること、中小企業市場への特化、業種特化型パッケージソフトウェアによる特化業種市場の深耕、自社製品・サービス比率の高さ、リアル・Web 領域とも業界上位のポジション、トータルソリューションを実現する「商品生態系」戦略、高水準のコールセンター応答率などが挙げられます。また様々な分野のビジネスパートナーと連携するアライアンス戦略も推進しています。

Q. 足元の業績はいかがでしょうか。
2016年7月期の連結業績は、売上高が前期比12.2% 増の7,896百万円、営業利益が同16.0% 増の376 百万円、経常利益が同12.1% 増の392百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同93.4% 増の247百万円で着地しました。営業利益と経常利益は計画を上回る2 ケタ増益で、特別利益の計上と特別損失の一巡も親会社株主に帰属する当期純利益に寄与しました。

Q. 今後の業績の見通しについて詳しく教えてください。
会社が発表している2017年7月期の連結業績予想は、通期の売上高が前期比14.0% 増の9,000百万円、営業利益が同6.4% 増の401百万円、経常利益が同9.1% 増の428百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8% 増の272百万円としています。なお、季節要因として下期の構成比が高い収益構造のため、売上高、各利益とも下期偏重の計画となっています。

中期目標を連結売上高10,000 百万円、営業利益率10% に設定して成長戦略を推進しています。9月6日に公表した、2019 年7月期を最終年度とする3ヶ年中期経営計画では、2019年7月期の経営目標値として売上高10,400百万円、営業利益629百万円、経常利益657百万円、親会社株主に帰属する当期純利益413百万円を掲げています。重要課題として、営業戦略の強化、開発工程における生産性の向上及びシステム品質の向上、高付加価値ソリューションの提供の3 項目を掲げ、重点戦略に取り組むとしています。

Q. 株主還元政策についてはどうですか。
株主還元については、利益還元を経営の最重要課題の1 つとして位置付けており、業界における競争力の維持・強化のための内部留保、株主資本利益率の水準、経営などを総合的に勘案して成果の配分を行っていくことを基本方針とし、配当性向30% かつ安定配当を目指しています。
この基本方針に基づき、2017年7月期の配当予想については2016年7月期と同額の年間18 円で、予想配当性向は41.4% となります。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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