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サイバーコム---1Q増収増益、主力のソフトウェア開発事業は好調に推移


サイバーコム<3852>は9日、2019年12月期第1四半期(19年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%増の33.38億円、営業利益が同11.0%増の2.65億円、経常利益が同10.9%増の2.66億円、四半期純利益が同8.1%増の1.83億円となった。

主力のソフトウェア開発事業は売上高が前年同期比14.3%増の27.22億円、営業利益は同20.0%増の4.21億円となった。通信ソフトウェア開発はネットワークシステムにおける通信機能の開発、通信規格リプレース対応案件等の増加により好調な推移となっている。また、制御ソフトウェア開発は、前年度から引き続きECU(ElectronicControlUnit)関連等の車載システム開発案件、半導体製造装置システム開発案件により堅調な推移となっている。業務ソフトウェア開発についても、生保向けシステムの大型案件に加え、企業向け業務システム、公共向けシステム、医療関連システム、エネルギー関連システム、流通関連システム等の開発案件が好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同期比12.2%増の6.02億円、営業利益は同5.5%増の0.81億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)は、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移し、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については堅調に推移した。また、自社プロダクト「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、クラウドサービスや年間保守の増加により堅調に推移した。

2019年12月期の通期業績予想については、売上高が前期比7.7%増の130.00億円、営業利益が同6.8%増の6.50億円、経常利益が同5.5%増の6.50億円、当期純利益が同3.5%増の4.33億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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