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<動意株・7日>(大引け)=アカツキ、日本CMK、ぷらっとなど

 アカツキ<3932>=ストップ高し年初来高値更新。この日、デジタル卓球アクティビティ「TQ」プロトタイプとして、第1弾コンテンツであるブロック崩しゲーム「PONG!PONG!」を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。TQは、「あそびラボ」がテクノロジーを駆使して開発した新感覚のデジタル卓球アクティビティ。その第1弾コンテンツ「PONG!PONG!」は、卓球台にプロジェクションマッピングされたブロックを、リアルのピンポンボールを当てて破壊し点数を競い合うゲームで、見慣れた卓球台を最先端のテクノロジーとのかけ合わせで進化させた新しい遊びという。なお、同ゲームは7月以降、渋谷「T4 TOKYO」で利用できるとしている。

 日本CMK<6958>=大幅続伸で年初来高値更新。市場では同社が主力とする車載用プリント配線板の需要拡大に注目している。丸三証券では5日、同社株の投資判断を「買い」とし目標株価を1200円に設定している。車載用プリント配線板を取り巻く2つの大きな構造変化が同社には追い風、と指摘。第1にはガソリン車からハイブリッド車・電気自動車の比率の上昇といった内燃機関の変化、第2にはADAS(先進運転支援システム)の進展・自動運転化を挙げている。これに伴い、プリント配線板は搭載面積の拡大と多層化ニーズが進展している。同証券では、車載用需要の拡大とともに同社業績の伸びを予想。18年3月期の連結営業利益は前期比62%増の43億円(会社予想40億円)、19年3月期は同57億円を見込んでいる。

 ぷらっとホーム<6836>=後場上げ幅拡大。テプコシステムズ(東京都江東区)がこの日発表した「会議室利用状況分析サービス」に、同社のIoTゲートウェイ製品が採用されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。テプコシステムズが発表したサービスは、会議室にワイヤレスの人感センサーとぷらっとのIoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoT EX1」を設置し、クラウドサービス上で会議室の稼働状況の見える化や分析を行い、会議室の効率的な運用に結び付けるサービス。ぷらっとでは今後もIoT技術を活用した事業活動を支援し、同社のIoT関連事業の拡大を図るとしている。

 サイバーコム<3852>=ストップ高。ソフトウエア開発事業を主力に、業績好調。医療向けシステムを成長分野として開拓するほか、カーナビなど車載関連システムの開発で高水準の需要を取り込むことに成功している。特に自動運転分野では次世代通信技術の「5G」が必須とされているが、同社は富士ソフト<9749>子会社で次世代ネットワーク制御・監視システム開発で実力を有しており、5G分野での展開に期待が大きい。

 クミアイ化学工業<4996>=大幅反発。同社は6日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(16年11月~17年4月)連結業績について、売上高が従来予想の347億円から380億円(前年同期比7.8%減)へ、営業利益が22億円から29億円(同14.7%減)へ、純利益が26億円から33億円(同7.4%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。米国および豪州で畑作用除草剤「アクシーブ剤」の出荷が前傾されたことに加えて、為替が円安に推移したことが要因としている。なお、通期見通しについては、イハラケミカル工業と経営統合したことによる影響を精査中のため未開示となっている。

 ジャパンディスプレイ<6740>=急反発。きょう付の日本経済新聞で「今夏をメドに抜本的な経営再建案を策定する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、現在の事業の構造改革を進める中期経営計画を撤回し、国内工場の再編に加えて他社との資本提携も視野に検討する内容だという。足もとで資金繰り問題が再燃していることを受けて、抜本的な改革案が必要だと判断したとしており、構造改革費用を捻出するために外部資金を活用するほか、国内外の企業との資本業務提携なども視野に検討を始めているとあり、再建に向けた期待感が膨らんでいるようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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