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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3843 フリービット

東証P
1,371円
前日比
-35
-2.49%
PTS
1,378円
22:21 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.1 2.53 1.97 3.52
時価総額 321億円
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FB Research Memo(2):インターネットやモバイルのインフラ提供に強みを持つメガベンチャー


■会社概要

1. 会社概要
フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNEとしてのMVNOへの参入支援、バーチャルデータセンターを中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティング、ソリューションなど様々なサービスを、主に法人向けに提供する。また、グループ会社を通じて、個人向けのISPやMVNOサービス、Webマーケティングサービス、集合住宅向けのインターネット関連サービスなどの事業を手掛ける。

グループには、ギガプライズ<3830>、フルスピード<2159>、(株)ドリーム・トレイン・インターネット(完全子会社)、(株)フォーイット(フルスピードの完全子会社)、フリービットEPARKヘルスケア(子会社)、トーンモバイル(株)(持分法適用関連会社)、アルクなど多数の企業が含まれる。

2. 沿革
同社(前身は株式会社フリービット・ドットコム)は2000年に東京都渋谷区で設立された。ISP(インターネット接続事業者)向けサービスを中心に成長し、2007年に東証マザーズに上場。上場を契機に、M&Aによる事業領域の拡大を加速化している。同年に個人向けISPを手掛けるドリーム・トレイン・インターネットを、2009年にはギガプライズを連結子会社化。2010年にはインターネット広告代理店のフルスピードの連結子会社化に伴い、同社子会社のアフィリエイト広告事業のフォーイット、ITプラットフォーム事業の(株)ベッコアメ・インターネットなども連結子会社とし、企業理念「Being The NET Frontier!~Internetをひろげ、社会に貢献する~」のもと、事業領域を拡大している。2011年にはMVNE/MVNO事業に参入し、モバイル事業領域でも成長を加速。日本におけるMVNO業界発展に貢献した。2016年には東証1部に昇格し、M&Aを足掛かりにヘルステック事業に進出。2018年には語学教育サービスを提供するアルクを完全子会社化し、エドテック事業に進出した。2019年7月にはアルプスアルパイン<6770>と「シームレスカーライフ」実現に向けた包括的提携を行っている。2020年5月には同社の創業者である石田宏樹氏が代表取締役として復帰し、構造改革に着手。2020年9月にはフリービットEPARKヘルスケア及びアルクの株式譲渡(非連結化)を決議した。

3. 事業内容
2021年4月期第1四半期のセグメント別売上構成は、インフラテック事業29.8%、不動産テック事業25.4%、アドテク事業29.5%、ヘルステック事業8.6%、エドテック事業6.7%である。主力の3事業で全体の84.6%を占める。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《ST》

 提供:フィスコ

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