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3843 フリービット

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フリービット Research Memo(2):2018年4月期通期はほぼ計画通りの進捗


■今後の見通し

フリービット<3843>の2018年4月期通期の連結業績は、売上高で前期比13.6%増の40,000百万円、営業利益で同51.4%増の2,000百万円、経常利益で同135.3%増の1,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円と増収増益の期初予想を据え置いた。

売上高に関しては、アドテクノロジー事業及びブロードバンド事業が成長をけん引する。ヘルステック事業で前年下期に連結化した子会社の売上を通期で計上することも加わり、全社として前期比13.6%の成長を見込む。売上高の第3四半期進捗率は72.1%となっており、売上面では順調に推移していると判断できる。

営業利益に関しては、堅調なブロードバンド事業とともに、前期に一過性の債権未回収により減益となったアドテクノロジー事業が回復し、全社の増益をけん引する見込みだ。本来のポテンシャルでは2018年4月期営業利益で2,800百万円前後の収益力を持つ同社だが、ヘルステック事業及び不動産テック事業に先行投資約800百万円を見越して、2,000百万円の予想である。営業利益の第3四半期進捗率が48.3%。ブロードバンド事業とアドテクノロジー事業が堅調ななか、ヘルステック事業で収益改善が進むため、今後急激に利益が回復し、営業利益予想2,000百万円に迫ることが見込める。また、(株)ドリーム・トレイン・インターネット取得時ののれんの大半が第2四半期で終了したため、約170百万円ののれん償却額が減少し利益の増加に寄与する。

なお、経常利益に関しては、上期に持分法適用関連会社のトーンモバイルへの投資損失が408百万円発生しており、通期業績への影響が残る可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《NB》

 提供:フィスコ

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