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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3836 アバントグループ

東証P
1,226円
前日比
+16
+1.32%
PTS
1,221.7円
11:25 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.3 3.63 1.55 99.63
時価総額 462億円
比較される銘柄
F&M, 
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決算発表予定日

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<動意株・5日>(大引け)=アバント、古野電気など

 アバント<3836>=急伸。同社株にとって1200円ラインが強力なフシとなっている。1月21日に1198円の高値をつけたが、その後はコロナ禍で下値を探る展開を余儀なくされ、6月上旬には1190円までV字で株価を回復させたものの、そこで戻り売りを浴び調整局面を強いられた。今回は1000円を下限とするボックス圏もみ合いを経て再浮上しており、因縁場となっている1200円ラインを突破できるかが注目される。連結経営・会計ソフトの開発やライセンス販売を手掛け、損益計算書などの作成支援ソフトで需要を伸ばしている。収益成長力は群を抜いており、16年6月期以降20年6月期まで5期連続で増収2ケタ増益を達成している。今期は伸び率こそ鈍化するものの収益成長を維持する見込みだ。

 古野電気<6814>=一時ストップ高。前週末2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、売上高が390億円から392億円(前年同期比8.9%減)へ、営業利益が8億円から16億円(同30.3%減)へ、純利益が6億円から15億円(同31.4%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は概ね計画通りだったものの、主力の舶用事業で比較的利益率の高い商製品の売上高が伸長したことが利益増に寄与した。また、「GIGAスクール構想」を背景に無線LAN・ハンディターミナル事業の売り上げが、特に8月末にかけて想定以上に増加したこともプラスに働いた。

 santec<6777>=上げ足に弾み。5日移動平均線を絡め急勾配の上昇トレンドを形成している。次世代通信規格5G関連の有力株として注目度が高いが、会社側では「需要は通信メーカーなどを取引先としており、5G関連分野に偏って恩恵を受けているという認識はないが、5G基地局投資の拡大を背景に世界的にトラフィック量が拡大するなか、(同社が手掛ける)光パワーモニター、光フィルター、光可変減衰器といった光関連部品や、光測定器などの需要に追い風となっているとはいえる」という見解を示している。20年4~6月期は営業利益が前年同期比2.3倍の5億5100万円と急拡大、21年3月期通期見通しも従来予想の9億5000万円から11億円(前期比18%増)に増額しているが、なお保守的という見方が強い。

 ドリコム<3793>=戻り足加速。スマートフォン向けゲームが好調で業績を押し上げているが、1月15日につけた年初来高値976円までにはまだだいぶ余裕があり、目先大幅高も依然として上値余地の大きさが意識されている。「ぼくとドラゴン」「ダービースタリオンマスターズ」などが収益寄与しているほか、共同運用の「魔界戦記ディスガイア」なども業績に貢献している。4~6月期営業利益は前年同期比5倍近い驚異的な伸びで6億2300万円と同期間の過去最高利益を達成している。通期業績予想は非開示ながら営業利益段階で前期比倍増の13億円前後が有望視されている。

 ネクステージ<3186>=もみ合い離脱の動き。同社は中古車販売の大手で車種別の専門店を展開している。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けていたが、ここにきて業績は回復歩調にある。同社が前週末2日取引終了後に発表した20年11月期第3四半期(12~8月)決算は営業利益が前年同期比24%減の37億1200万円だったが、通期計画の30億円を既に大幅に超過した。これを材料視する形で投資資金の流入を誘っている。同社株は信用取組も大幅に売り長で、直近の信用倍率は0.46倍と株式需給面からも空売り買い戻しを誘発しやすい。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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