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注目銘柄ダイジェスト(前場):日新製鋼、ドコモ、メガバンクなど


エプソン<6724>:1954円(前日比+336円)
大幅高。先週末に発表した第3四半期決算がインパクトにつながっている。10-12月期営業利益は402億円で前年同期比25%増益、会社計画通りの進捗であるもようだが、資産売却益の計上などで市場予想は上回る着地になっている。ここまで下方修正が続いていたため、ポジティブな決算に対する反応は強まる状況のようだ。なお、JPモルガンでは投資判断を買い推奨に格上げしているようだ。

メガバンク
続落。3社ともに5%を超える大幅な下落となっている。先週末に引き続き、日銀のマイナス金利導入政策を不安視する動きが継続している。資産運用益の悪化、安全資産遮断に伴う運用リスクの上昇などが警戒視される格好に。SMBC日興証券では、NIM低下を通じてネガティブな影響を受けるとして、銀行株への懸念は当面払拭されないと指摘している。

村田製<6981>:15940円(前日比+2245円)
大幅高。先週末に第3四半期の決算を発表、累計業利益は2354億円で前年同期比46%増益、ほぼ市場コンセンサス水準での着地となっている。通期予想は従来計画を据え置いている。アルプスや航空電子など先に決算発表を行った電子部品の一角がネガティブサプライズとなった経緯もあり、想定通りの決算発表を受けて買い安心感が強まる状況になっているもよう。

ドコモ<9437>:2821円(前日比+294円)
急伸。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は2229億円で前年同期比19%増となり、市場予想を300億円超上回る着地となっている。コスト抑制が続く中で通信サービス収入が増収に転換する形となっている。また、発行済み株式数の5.67%に当たる2億2000万株を上限とした自社株買いの実施を発表、手厚い株主還元策に対する評価も一段と高まる格好へ。

日新製鋼<5413>:1321円(前日比+194円)
買い気配スタート。国内鉄鋼トップの新日鐵住金が1000億円規模で同社の完全子会社化を目指すとの報道が伝わっている。本日にも正式発表されるとみられているようだ。買収方式など詳細は明らかになっていないが、相応のプレミアム付与に対する期待感が先行へ。新日鐵住金も買いが先行、業界再編の動きを評価する動きが優勢に。自動車業界の再編の動きも前進しており、主要サプライヤーとなる鉄鋼業界の再編は今後も活発化していくとの見方に。

日ダイナミク<4783>:1009円(前日比+150円)
ストップ高。15年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比6.4倍の1.49億円で着地した。16年3月期の通期業績については、営業利益で前期比43.8%増の3.50億円とする従来予想を据え置いている。また、Minori<3822>と、ICT基盤の構築・運用・保守分野、データ処理技術分野、地域拠点における事業展開といった分野で業務提携することも発表している。

アンジェス<4563>:292円(前日比+80円)
ストップ高。人の体に特別な機能を持つ遺伝子を入れ、がんなどの難病を治す遺伝子治療薬を国内の製薬各社が売り出すと報じた一部メディアの記事で同社が取り上げられており、材料視されているようだ。田辺三菱<4508>と同社が組み、糖尿病などが原因で発症する「重症虚血肢」の治療薬を発売するという。年内に臨床試験(治験)のメドをつけ、17年の早い時期に国内で発売する考えのようだ。

スパークスG<8739>:290円(前日比+460円)
大幅続伸。15年4-12月期(第3四半期累計)決算と同時に、期末配当予想の修正と自己株式取得の実施を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比2.2倍の21.13億円で着地した。外部専門機関からの高い評価を背景に。資金が継続して流入しているという。期末配当は前期の1株当たり2.50円から同4.00円(従来予想は未定)に増額する予定。また、100万株(発行済み株式総数の0.49%)、2億6000万円を上限に自己株式を取得する。

《KS》

 提供:フィスコ

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