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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3807 フィスコ

東証G
95円
前日比
-5
-5.00%
PTS
95円
22:44 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
95.0 15.18 7.45
時価総額 43.6億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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■フィスコキャンパス銘柄分析レポートVol2 サイバーエージェント<4751>


「フィスコキャンパス銘柄紹介レポート」とは、フィスコ<3807>のアナリストと現役の大学生によって組織された「フィスコキャンパス」による毎月発行の共同レポートである。アナリストとディスカッションを重ね、キャンパス一期生が「フレッシュな感性」をもとに選んだ銘柄をまとめている。


※2017年3月号より抜粋(3月13日にリリース)


紹介銘柄:サイバーエージェント<4751>
キャンパス生:櫻井 結菜


「新規事業を生み出しながら事業拡大を続ける」


■会社概要

Ameba(アメーバ)ブログ関連事業とインターネット広告代理店事業を主力とする企業です。スマホに特化したサービス、ゲーム、動画配信アプリを展開。同社を中心とした連結子会社21社で展開しているインターネット広告の取扱高が、国内ナンバーワン。また、同社の特徴は自社で新規事業を生み出しながら事業拡大を続けています。2016年4月には、新たにインターネットテレビ局「AbemaTV」を開局し、中長期の柱に育てるべく投資を強化。そのため、2017年9月期の連結業績見通しに関しては、「AbemaTV」への投資を200億円予定しています。経営戦略は、既存事業である広告事業とゲーム事業で利益を積み上げ、将来、高収益が見込めるメディア事業を中長期の柱に育てていくことです。


■成長投資で増収減益見込み

足元の業績では、2017年9月期第1四半期の売上高が前年同期比16.9%増の865.71億円、営業利益が同51.1%減の63.54億円でした。売上高は過去最高を更新しています。営業減益については、「AbemaTV」への投資期と位置づけていますので、今期は増収減益予想としています。セグメント別では、メディア事業については「AbemaTV」等の動画事業への先行投資により、営業損失を計上しています。一方、インターネット広告事業は、スマートフォン向けのインフィード広告(Webサイトやアプリのタイムライン等に掲載される広告)や動画広告の順調な販売等により、営業利益は前年同期比31.9%増でした。


■「AbemaTV」は成長期待大

新たな成長の柱として期待される「AbemaTV」は開局9ヶ月で1300万ダウンロードを突破しています。利用者の年齢は、若年層向けコンテンツ強化が奏功し、若年層が増加。また、利用者の性別では女性比率が上昇中です。今後の計画として3月末には機能拡充として縦型での配信。また、オンデマンド機能「Abemaビデオ」を3月末から4月に予定しています。さらに、新たなチャンネルを開設し、新たなファン層を獲得(約30ch)する計画など、成長期待が大きいです。



※「フィスコキャンパス」とは、現役の大学生によって組織されている。難しいと思われがちな金融・経済の世界を、身近なものに感じていただけるよう、大学生の目線に置き換えて企業や株式市場の情報発信を行うことを目的としている。

なお、5月号は5月24日(水)の20時ごろめどにリリース予定で、現在申し込み受付中。

《WA》

 提供:フィスコ

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