貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3807 フィスコ

東証G
109円
前日比
-1
-0.91%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
109 17.41 5.96
時価総額 50.0億円
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■フィスコキャンパス銘柄分析レポートVol2 PCIホールディングス<3918>


「フィスコキャンパス銘柄紹介レポート」とは、フィスコ<3807>のアナリストと現役の女子大学生によって組織された「フィスコキャンパス」による毎月発行の共同レポートである。アナリストとディスカッションを重ね、キャンパス一期生となる7名が「フレッシュな感性」をもとに1人1銘柄選んだ、計7銘柄をまとめている。


※2017年1月号より抜粋


紹介銘柄:PCIホールディングス<3918>
キャンパス生:榊原 うみ


「日本企業のIoT分野での投資が拡大」


■事業概要

同社グループの事業は、情報サービス事業の単一セグメントですが、「エンベデッドソリューション事業」、「ビジネスソリューション事業」、「IoT/IoEソリューション事業」の3つの事業に区分されています。エンベデッドソリューション事業は、自動車、重機、建機等に必要不可欠な制御ソフトウェアの開発、移動体通信等の通信インフラとなる電気通信分野向け装置の開発。ビジネスソリューション事業では金融・製造・流通・その他企業向けの一般情報系ソフトウェア開発及び交通・放送等の社会インフラ系ソフトウェア開発、オープンソースソフトウェアをコアとしたITシステムの構築。IoT/IoEソリューション事業は、IoT/IoE技術のベースとなる通信技術・組込制御技術・アプリケーション技術といったグループの強みを活かし、ソリューションの提案あるいは顧客企業との共同開発を行っています。


■IoT分野での今後の事業展開が注目されます

「IoTとは何か?」、よくある解説では「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」と説明しています。政府の成長戦略ではIoTやビッグデータ、人工知能、ロボットの活用による第4次産業革命により、2020年には付加価値創出30兆円を目指すとしています。欧州ではドイツが国を挙げて製造業の高度化に取り組むなど海外が先行するなか、日本企業のIoT分野での投資が拡大すると考えられ、追い風となるでしょう。


■ソフトバンクグループによる1000億ドル規模の投資ファンド設立はIoTの将来に賭けたことに

昨年、ソフトバンクグループが1000億ドル(約10兆円)規模の投資ファンドを設立すると発表しました。資金はIT分野の有望な技術を持つ世界の企業に投じるとしており、市場観測ではAIやフィンテック、IoTへの投資が有力とみられています。


※「フィスコキャンパス」とは、現役の女子大学生によって組織されている。難しいと思われがちな金融・経済の世界を、身近なものに感じていただけるよう、大学生の目線に置き換えて企業や株式市場の情報発信を行うことを目的としている。

 提供:フィスコ

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