信用
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3804 システム ディ

東証S
1,271円
前日比
+9
+0.71%
PTS
1,262円
12:49 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.9 2.03 1.89
時価総額 82.6億円
比較される銘柄
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テラスカイ

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システム ディ Research Memo(3):運用サポート・メンテナンスも含むトータルソリューションを提供


■事業の概要

2. システム ディ<3804>の特長
ソフトウェアのタイプには様々なものがあるが、住宅やスーツ等になぞらえると理解が早いだろう。ソフトウェアは大きく、パッケージソフトとスクラッチ開発に分けることができる。パッケージソフトは住宅で言えば建売住宅であり、スーツではレディメイド(吊るし)に当たる。スクラッチ開発はその対極にあり、完全注文建築あるいはオーダーメイド・スーツに該当する。

同社のソフトウェアは、パッケージソフトをベースに、顧客の業務上の課題を解決し、また、顧客の要求に合わせてカスタマイズして、顧客のニーズを充足できる点が特長となっている。言わばプレハブ住宅やイージーオーダー・スーツに相当し、高い顧客満足度と低コストを両立している点が強みとなっている。また、ソフトウェアの提供に加えて、運用サポートや保守、メンテナンスまで含んだトータルソリューションを提供している点も特長と言える。

ここ数年の大きな特徴は、ソフトウェアの販売形式が「売り切り型」からクラウドや運用サポートなどの「ストック型」に変わりつつあることだ。IT領域での技術進歩やインターネット環境の発達を背景に、顧客にとってはソフトウェアやITについての知識がなくとも利用可能であることや、料金体系が月々のサービス料の形での支払いとなるため財政的な負担が小さいという具体的メリットがあることがクラウド型でのサービス拡大を加速させている。また運用サポートの重視は、パッケージソフトに不足しがちなシステム運用上の利便性の向上を図るものであり、クラウドサービスとともに、同社にとってのストック収入の増大というメリットがある。詳細は後述するが、ストック収入は収益安定性と採算性(収益性)の2つを向上させることが期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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