ユニリタ Research Memo(10):株主還元策は連結配当性向30%を目途としている
■株主還元
ユニリタ<3800>の株主還元策は連結配当性向30%を目途としている。2017年3月期の配当については、年間46円(中間23円、期末23円)を予想している(配当性向予想30.3%)。前期は記念配当12円を含み、年間52円の配当を実施したことから配当額全体では減配となるものの、普通配当ベースでは前期比6円の増配となっている。弊社では、同社の収益性や成長力に鑑み、中期的にも利益成長に伴う増配の可能性は高いとみている。
また、個人株主の増加及び流動性の向上を目的として株主優待制度も導入している。毎年3月31日現在の株主に対して、保有株数に応じたJCBギフトカードを贈呈する内容となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
提供:フィスコ