ＩＴｂｏｏｋが反発、ＩｏＴ社会の中核銘柄として再評価の動き

　ＩＴｂｏｏｋ<3742>が反発、押し目を挟みながらも上値指向の強い足で５日移動平均線を絡め急勾配の戻り相場を続けている。あらゆるものをネットにつなぐＩｏＴが普及加速局面に突入するなか、民間だけでなく官公庁も情報ネットワーク面のインフラ構築が急がれる局面にある。安倍政権が積極的に取り組む「電子政府」もその一環。官公庁向けで実績の高い同社にビジネスチャンスが巡るとの読みが働いている。また、２０１６年１月から導入されたマイナンバー制度も普及の遅れが指摘されているものの、今後活用状況は徐々に広がっていくことが予想され、同社はその一翼を担う企業として注目が続く。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）