ＧＭＯリサーチ---2016年12月期通期決算は営業利益76.7％の大幅増

ＧＭＯリサーチ<3695>は3日、2016年12月期通期決算を発表した。売上高が前年同期比14.4%増の30.91億円（前年同期は27.01億円）、営業利益が同76.7%増の2.85億円（前年同期は1.61億円）、経常利益が同83.2%増の2.79億円（前年同期は1.52億円）、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%減の0.77億円（前年同期は0.79億円）となった。

事業サービス別の売上高では、調査会社からの案件受託本数、単価ともに好調に推移しており、アウトソーシングサービスの売上高が前年同期比15.2%増の23.86億円。D.I.Yサービスの売上高は、独自に開発したリサーチ・ソリューション・プラットフォーム（GMO Market Observer）の利用頻度が増加し、同47.1%増の5.37億円。その他サービスは受注が伸び悩んだ結果、売上高が同36.4%減の1.68億円だった。

次期においては新たな顧客への拡大に加えて、既存顧客における利用頻度の更なる拡大を推進すると共に、アドテク等と融合してパネルへのポイント発行量を増加させることでパネル供給の強化に努める。また、海外市場においてもアジア各国と積極的なパネル連携を行う予定。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比12.9%増の34.90億円、営業利益が同13.7%増の3.25億円、経常利益が同9.2%増の3.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同133.2%増の1.81億円としている。

《TN》

　提供：フィスコ