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3690 イルグルム

東証G
622円
前日比
-2
-0.32%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.4 2.12 1.27 2.27
時価総額 39.6億円
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イルグルム 2020年6月の全社売上高は、前年同月比41.6%と大幅な増収、好調を維持

 株式会社イルグルム(東証マザーズ上場、コード:<3690>、岩田進社長)は、7月8日に2020年6月の月次売上高を発表した。同月の全社売上高は、256百万円(小数点以下、四捨五入、以下同様)、前年同月比41.6%の大幅な増収となった。4月、5月に続き、6月も2桁の増収となった。

 全社売上高の過半を占めるマーケティングプラットフォーム事業部門は、同月の売上高が約198百万円、前年同月比21.7%の増収と、2割前後の伸び率を持続し好調である。コアであるアドエビス事業、並びに事業買収したアドレポ事業やADPLAN事業が順調に推移し、同事業部の売上高金額は、2020年1月以降、毎月2億円前後を維持している。

 一方、商流プラットフォーム事業部門の6月の売上高は、約57百万円、前年同月比222.6%の増加と大幅な増収となった。これは、一部の取引先との契約更新がずれ込み、計上が遅れていた売上高 28百万円が含まれたためである。ただし、これを除いても、同事業部の同月の売上高は、29百万円と前年同月比63.5%の増収となっている。

 なお、今期累計9ヶ月間(2019年10月~2020年6月)の全社売上高は、1,921百万円と前年同期比17.3%の増収、また通期の会社売上高計画に対する進捗率は、71.1%(参考:前年同期の通期に対する進捗率の実績は74.3%)となった。

 日本国内においては、新型コロナウイルス感染症の第二波が懸念されつつあるが、同社はストック型のサブスクリプションを主力のビジネスモデルとしており、新型コロナが今期の業績に与える影響は、これまでのところほぼ見受けられない。

 同社は、今期(2020年9月期)の売上高を、過去最高を連続更新し27億円(前期比22.6%の増収)と見込んでいる。通期の売上高を達成するためには、残る第4四半期(2020年7月~9月)で、779百万円(前年同期比37.6%の増収、単純平均月商260百万円)を達成する必要がある。また、今期の営業利益は2億円(前期比135.5%の増益)、当期純利益は1.3億円(前期赤字から黒字転換)と、同社は大幅増益の業績予想を据え置いている。現状では、ほぼ会社計画線で今期の業績は推移していると推測されるが、仮に売上高が多少ショートしたとしても、コストコントロール次第で目標とする利益は達成可能であると、アルファ・ウイン・キャピタル株式会社では予想している。

【タイトル】

 (出典)株式会社ウイルズ
 

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