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3690イルグルム

東証M
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ロックオン Research Memo(6):株式会社イルグルム(YRGLM Inc.)へ商号変更


■中長期の成長戦略

1. カスタマーサクセス人員増強
株式会社ロックオン<3690>における最重要な経営資源はヒトであり、人員投資は同社の成長の原動力である。これまで超売り手市場の開発人材を多く採用できた背景には、同社が関西のITベンチャーとして有名な存在であることが有利に働いている。現在採用を強化しているのはカスタマーサクセス(旧サポート)人員である。既存の優良顧客の利用頻度を向上し、連携機能の利用を含め利便性を向上させるために、手厚い支援を行うのが経営方針だ。カスタマーサクセス本部を設け、人員採用及び育成を強化する。結果として、単価の向上及び解約率の低下を狙う。

2. 働き方改革の先進事例が高い評価
同社は、2019年2月、Great Place to Work(R) Institute Japanが主催する、2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキング「中規模部門(従業員100~999人)」において、ベストカンパニーに選出された。7年連続、8度目のランクインである。同団体では、働きがいのある会社の定義を、「従業員が会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感を持てる会社」としている。参加企業の従業員は無記名で回答する。毎年約60ヶ国で7,000社、500万人を超える従業員が調査に参加する世界最大規模の従業員意識調査である。同社が高く評価された点は、従業員間の連帯感、会社の環境や制度、自社の仕事に対する姿勢などである。

様々な取り組み事例があるなかで一例を挙げると、「山ごもり休暇制度」が特徴的である。この制度は、全従業員が毎年取得必須の9連続休暇制度であり、会社と一切の連絡を絶つことが義務付けられている。社内満足度も高く、社員の「つながらない権利」を守り、年次有給休暇の取得を促進する制度の特徴から働き方改革の好事例として社外からも高く評価されている。その他にも
(1) ライフスタイルやコンディションに応じて5つのパターンから出勤時間を自由に選択できる「時差勤務」
(2) 従業員間のコミュニケーションと学びの施設として一軒家を開放する「ロックオフ」
(3) 自らの成長のため最大2年間の休職ができる「武者修行制度」
(4) ランチを食べながら気軽に経営者とコミュニケーションできる「CEOランチ」
など、働き方改革が叫ばれる前から数々の取り組みを行ってきている。これらの点も就職市場から評価され、同社は売り手市場の中でも人材採用が順調に行えていると考えられる。

3. 株式会社イルグルム(英語表記:YRGLM Inc.)へ商号変更
2019年8月より、株式会社イルグルム(英語表記:YRGLM Inc.)へ商号を変更することを発表した。「YRGLM」は意味を持たない文字列である。まだ見ぬ理想の社会を「YRGLM」と定義した。その理想の世界YRGLMの実現を目指す組織像を「5つの輪ゴム」で表現。輪ゴムは使う人によって様々な意味を持つ、無限の可能性の象徴である。重なり合う形は社員の強い和を表現している。上場から5年経ち、2020年には創業20周年の節目を迎えるなか、自社の提供価値と目指すゴールを再確認し、新社名のもとで更なる飛躍を目指す考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《YM》

 提供:フィスコ

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