貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3683 サイバーリンクス

東証S
790円
前日比
-34
-4.13%
PTS
801円
10:14 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 1.20 2.03 90.55
時価総額 89.8億円
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スマバ
決算発表予定日

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サイバリンクス Research Memo(7):モバイルネットワーク事業は減益ながらITクラウド事業でカバーする計画


■サイバーリンクス<3683>の今後の見通し

2. セグメント別見通し
(1) ITクラウド事業
@rmsの次期バージョンの投入や、前期末のM&A効果が通期でフルに寄与することなどから、売上高は5,800百万円(前期比12.2%増)、経常利益447百万円(同11.5%増)が予想されており、期初予想と変わっていない。

a) 流通クラウド分野
下期には@rms次期バージョン(初期版)のファーストユーザーへの導入支援の売上計上を見込んでいる。さらに中大規模ユーザーへの@rmsシリーズ(@rms生鮮等)の導入も好調に推移している。また画像認識AIなど先進技術の研究開発や新サービス開発等、中期経営計画も順調に進捗している。

b) 官公庁クラウド分野
上期に構築した強靭性向上案件やセキュリティクラウドサービスの収入増を見込むものの、全体としては防災関連や制度変更の端境期であり、下期も工事案件やシステム開発等は厳しい受注環境が続くと見ている。

引き続き受注獲得に注力すると同時に、2017年6月に受注した防災統合アプリ構築(和歌山県)を足掛かりに、自社サービスの開発・拡充に取り組む。また中期的には、「Open LINK for EHRTM」のオープンソース展開を積極的に進める。

(2) モバイルネットワーク事業
実質販売価格の見直しの影響による来店客数の減少は落ち着きつつあるものの、厳しい状況が続くと予想されることから、売上高は4,000百万円(同3.5%減)、経常利益は412百万円(同4.8%減)を予想している。

戦略としては、iPhone等の新商材の発売・拡販に期待する一方で、引き続き「ドコモ光」獲得や周辺商材の販売を強化する。また年内に店舗の大型化(1店舗)を進め、商品力の強化と顧客満足度の向上を図る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MW》

 提供:フィスコ
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