貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3675 クロスマーケ

東証P
506円
前日比
-16
-3.07%
PTS
508円
19:44 04/16
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.50 2.57 361
時価総額 101億円
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決算発表予定日

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<動意株・25日>(大引け)=日ケミコン、アライドアキ、エネチェンジなど

 日本ケミコン<6997>=大勢2段上げの様相。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした企業のリモートワーク導入加速に伴うパソコンなどの情報機器特需に加え、データセンター用サーバーなどにコンデンサー需要が急増している。同社の22年3月期業績はトップラインが2ケタ成長を見込み、増収効果を映して営業利益は前期比2.1倍の62億円予想と急拡大する見通し。市場では「技術力が高く、サーバー向けだけでなく自動車業界向けでも需要開拓を進める構え。そうしたなか、耐熱・耐振動に優れた車載用アルミ電解コンデンサーの開発をハヤす声もあるようだ」(中堅証券ストラテジスト)という。

 アライドアーキテクツ<6081>=急反発で新値街道復帰。午前9時30分ごろ、持ち分法適用関連会社ファンベースカンパニーと共同で、自社のファンを手軽に知ることができる定額制の新サービス「ファンベース診断Lite」を開発したと発表しており、これが材料視されている。「ファンベース診断Lite」は、自社の商品やブランド、サービスに「ファンがいるのか?」また「ファンがどこにいて、どう思ってくれているのか?」という悩みを手軽に解決することを目的に開発を進めているサービス。自社の顧客に対して「ファン度」を測る2問と、「フリーコメント」1問の合計3問のアンケートを実施し、その回答結果を自動で集計・表示。また、自社の商品やブランド・サービスのファンのステージや分布、声を継続的に見ることができるという。

 ENECHANGE<4169>=5日ぶり大幅反発。消費者向け電力・ガス切り替えプラットフォームを運営するほか、法人向けクラウド型DX支援サービスを展開する。足もと顧客獲得が好調に進み、業績は会社側想定を上回って推移している。24日取引終了後、21年12月期業績予想の修正を発表、電力切替件数及びARPU(ユーザー1人当たりの平均売上金額)が期初想定よりも順調に推移しており、売上高を従来予想の23億円から26億円(前期実績は17億1300万円)に増額修正した。6期連続となる過去最高更新予想が更に上乗せされる形となった。これを手掛かり材料に買いを呼び込んでいる。

 クロス・マーケティンググループ<3675>=上値追い鮮烈。連日の年初来高値更新と気を吐いている。今月14日に1~3月期好決算を手掛かり材料にマドを開けてストップ高に買われたが、その後も売り物をこなし急勾配の上昇トレンドを形成し異彩を放っている。ネットリサーチ事業からの多角化が奏功、付加価値の高いDX分野を深耕し収益力も高まっている。特に、デジタルマーケティングでは企画・集計・分析までワンストップで対応できる展開力を武器に企業の需要を獲得、営業利益は1~3月期時点で8億4700万円と前期通期実績に対し8割を超える水準を達成している。

 アルメディオ<7859>=急速人気でストップ高。株価100円台に位置する低位株で個人投資家などの短期資金の攻勢を背景に今月20日には182円まで一気に駆け上がるなど急騰性が際立つ。しかし資金の回転も速く、その後は長い上ヒゲを引いて150円台に逆戻りしていた。同社は家電向けを主力とする検査用CD大手で業績は低迷しているが、ナノ素材分野への展開などで巻き返しを図っている。24日取引終了後に、自動運転用レーダー波制御用CNF(カーボンナノファイバー)複合樹脂コンパウンドを開発し、自動車分野の潜在顧客へのサンプル提供を開始したことを発表、これが改めて同社の株価を押し上げる材料となった。

 京写<6837>=一時ストップ高。同社は24日取引終了後に、メイコー<6787>と資本・業務提携したと発表しており、今後の展開が期待されているようだ。業務提携の概要は、それぞれが得意とするプリント配線板分野での生産・販売の相互協力や設計・技術・生産・購買面での協力、搬送用治具の生産・販売の協力、実装・EMS(受託生産)事業での協力など。また、両社は業務提携を親密・強力に推進させることを目的に相互の株式を取得するとしており、出資額は双方の株式購入額が1億円に達するまで。取得期間は今後6カ月間を予定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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