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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3675 クロスマーケ

東証P
509円
前日比
+6
+1.19%
PTS
511.1円
10:31 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.51 2.55 409
時価総額 102億円
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決算発表予定日

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クロスマーケ Research Memo(10):Kadenceの追加的償却費と減損が財政状態にも影響


■業績動向

2. 財政状態
クロス・マーケティンググループ<3675>の2017年12月期第2四半期の財政状態は、総資産が10,142百万円(前期末比210百万円増)となり、内訳は流動資産が6,238百万円(同319百万円減)で、主な項目が現金及び預金2,714百万円、受取手形及び売掛金2,603百万円、固定資産が3,904百万円(同529百万円増)で、主な項目が建物277百万円、ソフトウェア224百万円、のれん2,206百万円、敷金548百万円だった。のれんが前期末比502百万円増加したが、Kadenceに関わる追加支払いの発生による。また、現金及び預金が同554百万円増加したが、本業の好調により営業キャッシュフローが増加したためである。

負債は流動負債が4,426百万円(同729百万円増)で、主な項目が買掛金1,241百万円、未払金1,448百万円、固定負債が1,549百万円(同213百万円減)で、主な項目が長期借入金1,298百万円、資産除去債務118百万円となった。長短借入金が422百万円減少したが、これは豊富な営業キャッシュフローを背景に返済が進んだためである。未払金が同989百万円増加したが、Kadenceに関わる追加支払いが第2四半期末時点で未実効だったためである。

以上から、純資産が4,167百万円(同307百万円減)となった。うちの利益剰余金が3,066百万円と同243百万円減少したが、2017年12月期第2四半期の親会社株主に帰属する四半期純利益が184百万円の損失になったためである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《TN》

 提供:フィスコ

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